日記をブログへ移行 |
8月16日(月) |
時代の流れに乗るべく、日記をブログにしようかと思ってテストしてます。イマイチ使いづらいところも多いんでやめる(or 別のブログにする)かもしれないけど。なのでブログのほうをちぇっくいっとあうと! >>ブログ
新ノースケーブジム - オープニングセッション |
8月7日(日) |
新ノースのオープニングセッションに行ってきました。こんなすばらしいジムを作った皆さん、お疲れ様です。楽しませていただきました。ありがとうございました。
うーん、でもなんかへこんでしまったな。なんでこんなにボルダー弱いんだろ。3級が精一杯で2級は登れませんでした。しかもちょっと無理したのでまた右手首痛めてしまったし。けっこう痛めた気がする。
最近比較的手首の調子はよかったけど、それでも思いっきりはムーブができん。クライミング、とくにボルダリングは自分の限界ぎりぎりでムーブが成功したときが最高に気持ちいい瞬間だと思う。ガバカチに飛びついて指先だけ引っかかってとまってぎりぎりで保持できたときとか最高に気持ちいいと思う。そういうぎりぎりのクライミングをすることで最大筋動因が高まり強くなっていくものだと思うんだけど、そういうクライミングがしたくてもできん。常に自分にとって余裕があってコントロールされたムーブしかできん。ルートはそれでちょうどいい気がするけど、ボルダーはそんなんじゃ強くならん。だからいつまでたっても遅筋クライマー。
小樽赤岩 |
8月6日(土) |
A桐君と小樽赤岩に行ってきました。フリークライミングをしに行ったのは4年ぶりくらいです。なんでそんなところにいったのかというと、気になっているルートがあったから。名前は「石狩湾低気圧」(5.13a)、初登は吉田和正。だって名前かっこいいでしょ。「デカパン大王」よりよっぽどやる気でるでしょ。そして「100岩場」によると「ホールドは大きいがとにかくストレニュアス」。これはきっと持久系ガバハング、僕の世界に違いない。ということでA桐君を赤岩に誘ったら付き合ってくれた。A桐君は赤岩の簡単なルートも好きらしく、「翼あるもの」(5.13d/14a)にも興味があるみたい。
峠でA桐に「ファイアマン終わってるんですか?」と聞かれて「そういえば」と思いだし、最初に「ファイアマン」(5.10a)をやりにいく。このルートは僕にとって非常に思い出深い、僕がフリークライミングを始めたきっかけとなるルートである。僕が最初に岩登りをしたのは大学1年のとき(1998年)。山スキー部は夏は沢登りをしていて、そのトレーニングのために小樽赤岩でⅢ級とかⅣ級のルートをスニーカーで登っている。その岩登りの間のお遊びとして、たまに「ファイアマン」をトップロープで遊んだりすることがあった。最初に「ファイアマン」に触ったのは1年生のときか2年生になってからだったかか忘れたけど、とにかくホールドスタンスが細かくて、まったくスタートができなかった。山スキー部にはこのルートをトップロープですら登れる人はいなかった。僕も含めほとんどの人がスタートの数歩ができなかった。だから5.10aってすごい難しいんだと思ったし、フリークライミングってまったく別世界なんだと思っていた。それでも赤岩にいって時間が余るたびに「ファイアマン」にさわってはいて、確か秀岳荘の外壁で遊ぶようになった3年生のころには、全部のムーブを作ってTRでつなげて登ったような気がする。でもリードするなんてまったく考えられなくて、5.11をリードするというフリークライマーにすごく憧れを抱いていた。4年生になってO氏に出会ってちゃんとフリークライミングを始め、「ジェロニモ」(5.11a)を登ったころに一度赤岩にきて、「ファイアマン」のレッドポイントを試みたことがあったけど、そのときも恐怖に負けてRPはできなくて5.10aには到底思えなかった。だから僕にとって「ファイアマン」はそのグレード以上に、とにかく難しいという印象が強い。
さてその「ファイアマン」、今日改めてその出だしのスタンスを眺めてみる。あれ?ガバスタンスじゃん。壁の傾斜も思った以上に寝ているぞ?こんなもんだったか。しばらくさわっていないうちに、「難しい」という印象だけが増幅されてしまったのか。で、取り付いてみる。昔苦労したスタートはまったく問題がない。かんたん。しかし三角形のガバをとってからちょっとはまる。ムーブは結構覚えている。たしか上のほう、わかりづらいところにホールドがあって・・・、確かにあるけどあんまよくない。ホールド・ムーブを探っているうちに疲れてきたので最初のホールドで強引にムーブを起こす。なんとかなった。そして本来の核心のバルジの乗っ越しでもまたはまる。かなりいったりきたりした末に正解ムーブを発見。ここは強引にいかなくてよかった。やりました。6年越し?のレッドポイントです。かなり疲れました。降りてきたときには汗だらだらでした。5.10b/cくらいかと思う。
A桐君の希望で、最近開拓されたという箱庭エリアへ。44フェースの下あたり。ここのためもあって今回はメット持参です。はっきりいって壁はしょぼいです。5.9をひとつ登る。まあ楽しめました。44フェースの「ベルボトム」(5.11b)も昔一回さわって登れていないのでやりたかったけど、混んでいたのでパス。
目的の赤壁へ。「石狩湾低気圧」は出だしから濡れているがなんとかなりそうなので取り付いてみる。思ったよりかぶってないし、ホールドもよくない。隣のルートのボルトを駆使し、4本目まですべて人工でロープをかける。11dのはずなのにコンディションが悪いせいもあってよくわからなかった下部のムーブは2回目で解決。3本目の核心付近、ムーブがまったくわからない。「100岩場」によると「核心でニーバーがポイント」。どこにニーバーなのかまったくわからない。すごくトゥーフックしたいホールドがカタカタ動いててとても使えそうにない。接着剤で補強した跡があるが効いてない。使ったらたぶん剥がれる。4本目、まずどれでクリップするのか謎。ここから「翼あるもの」と分かれてさらに右へ。トラバースに入るムーブがまったくわからない。できたとして、トラバースに入る。恐怖。トラバース気味なのにかなりのランナウト。「Hokkaido Climbs 2」に「口から心臓が飛び出しそう」と書かれているだけある。そしてボルトがあきらかにやばい。ハンガーはステンレスだけど、芯は鉄でサビサビ。落ちて振られるのも怖いし、それ以上に落ちた先のボルトがやばい。ロングフォールにはとても耐えられそうにない。ホールドは大きくなってきそうだけど、とても突っ込む気になれない。ハイ、敗退しますた(ん?)。ムーブとかは面白そうなのに、残念。本気でトライするにはちょっと障害が多い。赤壁まで付き合ってくれるビレイヤーの確保。核心ムーブの解決。ホールドの固定。ボルトの打ち換え。
最後にA桐がさかんに勧めてくる「サバイバル」(5.11a)にオンサイトトライ。青巌峡でオンサイトトライなどしたことないので、まじめにオンサイトを狙って取り付くのってかなり久しぶり。スラブ系なのでオンサイトはしやすいはず。二ヶ所悪いところがあった。下部の悪いところは変なマントルっぽいムーブになってしまって、絶対ムーブ間違えたと思ったまま突っ込んだらそれで正解だったらしい。上部核心はそこが核心だとわかっていたので思い切っていくだけ。オンサイト成功。うれしい。「ファイアマン」もそうだけど、こういう傾斜のないクライミングがそれなりにうまくなったのは、外岩でボルダリングした成果だと思う。外のボルダーに比べたらガバスタンスばっかりじゃん。スメアもすごい効くし。
今回も楽しめました。満足しました。
新ノースケーブジム |
8月3日(水) |
暫定オープン中の新ノースケーブに行ってきました。行こう行こうとは思っていたのですが、結局まったくお手伝いせずすみませんでした。思ったより近くて、自転車で20分くらい。無料開放中とあってか結構にぎやかでした。壁は結構すごいです。楽しませてもらいました。