*2004年5月の日記

30 | 29 | 27 | 23 | 22 | 19 | 18 | 16 | 15 | 14 | 12 | 10 | 9 | 8 | 7 | 6 | 4 | 2 | 1

CASTLE HILL 42

5月30日(日)

Castle Hillへ。じゅんくん・Taichiくん・ユージさん・エーコちゃん。じゅんくんはまだ具合悪そうだ。今日はよい天気、Spittleで遊ぶ。

「Slab」(V5)の直上バージョンに、ユージさんが会心の登りで成功。やっぱりいい課題だ。右に逃げれるガバがなければもっとすばらしいのに。オフィドゥスのクラック、「Old School」(V4)にトライしたけど、やっぱり全然できない。よくレオさん登れたなぁ。ユージさんもエーコも敗退。でもじゅんくんはスニーカーで登る。クラックの登り方全然わからん。

「Ride the Snake」(V6)にもユージさんは成功。Taichiくんが「On the Edge」(V6)の核心を突破。しかし、最後のガバへの飛びつきに失敗。おしかった。

V4 x 1

THE CAVE 18

5月29日(土)

Taichiくん・ユージさん・エーコちゃんとThe Caveへ。今日の狙いは「She Devil」(28)。前回落ちていたところのムーブをちょっと変更。それがよかったのかどうかは定かではないが、レッドポイント成功!

「Bogus Machismo」(29)にさわってみる。前回さわったときは濡れ濡れで話にならなかったが、今日は乾いている。乾いているけど、やっぱり話にならない。ムーブがすべてきつい上に、傾斜も長さもすごい。たったワングレード変わっただけなのに超むずい。これは当分できそうにない。持久力ルートだけど、ムーブをもっと楽にこなせるボルダーパワーがまず必要。The Caveのもうひとつの28、「Attack Mode」は濡れているし、さわるルートがなくなってしまった感じ。しばらくはボルダー修行かな?え、Britten?

Taichiくん・ユージさんは「Let There Be Bolts」(28)、確実に近づいている。やさしいルートがないのでエーコちゃんは「Urge」(26)。

タイ料理屋が昨日から営業を再開し、僕も今日からバイトに復帰することにした。まだしばらくチャーチにいそうだし、お金も必要だし、少しでも働いていたほうが生活が充実するし。今度は金・土・日の週末だけかな。

「She Devil」(28)、レッドポイント!(WMV 4分39秒 9,054KB)

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She Devil 28
アップ兼ムーブ確認。前回と同じとこでフォール。そこのムーブをちょっと変更。
She Devil 28
レッドポイント!
Bogus Machismo 29
むずい!一部ずるして8本目(全11本)まで。
Bogus Machismo 29
むずすぎ!やはり8本目まで。
Let There Be Bolts 28
キョンムーブのところでエネルギー切れ。

CASTLE HILL 41

5月27日(木)

じゅんくんは依然風邪なので、一人でCastle Hillへ。今日はよい天気で、とても暖かい。主にSpittleで遊ぶ。「The Letter Box」(V5)と「Ride the Snake」(V6)に成功。「The Letter Box」はV5だけれども、最初にさわったとき力不足で全然できる気がしなかった課題なのでとてもうれしい。「Thrust」(V7)にも成功。新しいV6以上を登れたのはひさしぶり、また一ヶ月ぶり。

V7 Thrust
V6 Ride the Snake
V5 The Letter Box

CASTLE HILL 40

5月23日(日)

「Beautiful Edges」(V4)今日はCastle Hillへ。Taichiくん・ユージさん・エーコちゃん。じゅんくんは引き続き風邪。今日は雨は降っていないものの、イマイチな天気。Spittleから羊はいなくなっていたが、糞は撒き散らされたままだ。でも今日はSpittle。僕のおすすめのバランシーアンドちょっとデンジャラスなV1、「Like Liquid」のある奥のほうからスタート。これで変な落ち方をしたエーコちゃんと、昨日あまり眠れなかったというユージさんはテンション低め。天気悪いしね。

「Beautiful Edges」(V4)はやっぱりいい課題で、エーコちゃんもユージさんもやる気を取り戻す。僕もTaichiくんもユージさんもそれぞれ2回以上登った。Taichiくんは今日も最後は部活トレーニング。好調のようで、課題にしていた「Ride the Snake」(V6)と「The Letter Box」(V5)に成功。この二つは、僕も登れなかったけど進歩した。最後にひさびさに「Tricky」(V6)にさわったが、まだできない。

成果なし!

THE CAVE 17

5月22日(土)

「She Devil」(28)The Caveへ。Taichiくんとユージさん。じゅんくんは風邪。今日も「She Devil」(28)にトライ。「Gorilla Grip」(27)に合流する直前のムーブを、細かく刻むムーブに変更したらだいぶよい。今日は「Gorilla Grip」部分まで到達し、ワンテン。次回来たらできる気がする。

Taichiくんはついに「Gorilla Grip」をレッドポイント!ユージさんも「Let There Be Bolts」(28)、ほぼワンテン。

She Devil 28
アップ兼ムーブ確認。
She Devil 28
合流地点のクリップ後、フォール。ワンテン。
She Devil 28
「Gorilla Grip」のヒールフックレスト手前でフォール。
She Devil 28
同じとこでフォール。

THE CAVE 16

5月19日(水)

授業がキャンセルになったTaichiくんと、午後からThe Caveへ。今日は「She Devil」(28)にトライ。「Super Glue」(26)からトラバースしてくると、「Gorilla Grip」(27)に合流する直前のムーブがきつい。ひさしぶりにトライした「Gorilla Grip」部分もきつい。Taichiくんは「Gorilla Grip」。2日間レストをしているはずなのに、疲れているのか持久力がないらしく、前回はリップまでいっているのに今日は4本目までとどかない。昨日のじゅんくんのようだ。食べる量減らしたりしてるせいじゃないのかな?

もともと今日はYMCAに行く予定だったので、やっぱりYMCAにも行くことにする。YMCAにはじゅんくん・ユージさん・エーコちゃんがいた。結局夜10時の時間ぎりぎりまで登ったが、最後のTaichiくんのトレーニングっぷりがすごく、まるで部活のようだった。

She Devil 28
アップ兼ムーブ確認。合流するとこまでヌンチャクなかったので自分のをセット。
She Devil 28
合流できず。
She Devil 28
合流できず。
She Devil 28
合流できず。

THE CAVE 15

5月18日(火)

やっとバッパーに泊まることにしたらしいじゅんくんとThe Caveへ。2週間以上ぶり。滲みだしは前回よりはまし。平日で天気も悪いので他のクライマーはさすがにいない。ふたりで「Let There Be Bolts」(28)にさわる。かなり寒い。寒くて手の感覚がなくなるのは大嫌いだ。だったら暑くてヌメるほうがいい。遊歩道を歩いたり走ったりして身体をあっためてから登るようにすると、手はさほど冷えずに登れる。じゅんくんは疲労がたまっているらしく、苦戦している。

前回の最高到達地点で、一回右手をシェイクするムーブを入れたのがよかったようで、3回目、4回目と前回より一手伸び、あと一手。その一手の前の足ブラがきついのだが、足ブラにならないようにするムーブを研究し、日暮れ寸前に5回目のトライ。結局そこは足ブラになったのだが、なぜか耐えられRP成功!

「28」というグレードはデシマルでいうと「5.13a」なのだが、やっぱりNZと日本は違うのだろうなという気がしている。次の目標は「She Devil」と「Bogus Machismo」。それからV7をもういくつかと、あわよくばV8、V9。

じゅんくん今日は付き合ってくれてありがとう!

Let There Be Bolts 28
アップ兼ムーブ確認。
Let There Be Bolts 28
4本目でテイク。寒くて指の感覚がなくなってくる。4本目から上までは続けていけた。
Let There Be Bolts 28
あと一手。その一手の前の足ブラがきつい。
Let There Be Bolts 28
またもあと一手。最後足ブラにならないムーブを発見。
Let There Be Bolts 28
結局最後足ブラになったけど、ついに成功!。

CASTLE HILL 39

5月16日(日)

「Pick Pocket」(V6)今日もCastle Hillへ。スキーのストックの先にカメラを取り付け、高いアングルからも撮影できるようにした。今日は新たに「Dreamhouse Traverse」(V6)と「One Move Boulder」(V6)を撮影。その他昨日足りなかったホールドのアップなどを撮影する。

ビデオ撮影にも飽きてきたので、Kenさんが一昨年登ったというスラブ課題、「Pick Pocket」(V6)にみんなでトライしに行く。出だしの一本指ポケットが恐ろしい。じゅんくんはけっこう上までいったが、結局みんな敗退。左のカンテ(V4)にトライすると、これもなかなか難しく、よくわからない。Masatoさんやその友達のKiwi達とのセッションとなり、ムーブが徐々に解明されていく。下部を越えて登れそうになり、"Come on!"の声に押され落ちたときのことも考えずがんばってしまって、飛びついて変なふうに落ちそうになり、スポットに助けられた。スポットがなかったらけっこう危なかったような気がする。調子にのりすぎた。応援されるとつい自分の力以上にがんばってしまうが、気をつけないと。なかなかおもしろいV4だった。

V5 Unnamed
V4 x 1

CASTLE HILL 38

5月15日(土)

羊が侵入したSpittle Hill「ワーホリ*オンサイト」総力を結集し、本格派キャッスルヒルクライミングビデオ(タイトル募集中)を製作することにした。目標は「CONTACT」を上回る作品で、DVDにすること。今日はその撮影メインで。じゅんくん・Taichiくん・ユージさん・CHCHに戻ってきたふみさん・フラットメイトのなみこちゃん。着いてみるとSpittle Hillに大量に羊が侵入しており、糞だらけ。一つだけSpittleの課題を撮影して、逃げるようにQuantum Fieldへ移動。各自の課題を次々と撮影する。カメラが一台しかなく、複数のアングルを撮るため、2回、3回と各自同じ課題を登らなければならないので疲れる。今日撮影できたのは、「Thurst」(V7)、「The Remedy」(V6)、「Spent」(V6)、「Fatwa」(V7)、「Fingers of Fury」(V7)、「Small Balls」(V6)、「The Unrepeatable」(V6)、「Frictionless」(V6)、「Massacre」(V5)、「Phalanx」(V7)、「Phallic Aesthetics」(V7)。「Phalanx」は僕が唯一登れるV7だったのでぜひ出演したかったのだが、苦戦しているうちにTaichiくんが成功し、キャスト変更となってしまった。高難度担当のじゅんくん、「Outcast」はけっこうトライしたけど今日は成功しなかったのでまた今度。

昨日購入したニューシューズ、「Karma」は痛すぎてまだぜんぜん使えない。もうちょっと伸びてから。じゅんくんは「Stingma」が実際良かったようで、ずっと履いていた。「Zealot」のほうは???

CHCHにもどり、フラットでみんなで今日撮影したビデオをチェックしてみる。比較のためプロの作品、「Dosage」を見てみると、その撮影・編集の見事さにびっくり。とりあえず僕らの撮影したビデオにはホールドのアップが足りないし、全体的にひきすぎている。足りないカットを補うため、明日も同じ服装でCastle Hillに行くことに。

「Fatwa」(V7)。(WMV 44秒 1,468KB)

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成果なし!

New Shoes

5月14日(金)

昨日じゅんくんとBivouacへ行ったとき、日本人のスタッフMasatoさんからMontrailの新しいクライミングシューズがもう倉庫まできているという話を聞いたので、今日も夕方またチェックしに行く。「Karma」、「Zealot」、「Tatoo」の三つが店頭にならんでいた。じゅんくんのターゲットはベルクロの「Zealot」。僕は紐締めの「Karma」が気に入った。つくりが重厚で、ソールが硬くフェイスのクライミングにつよそうなオールラウンドシューズ。「Tatoo」はスリッパで、やわらかすぎるのであんまり興味なし。「Zealot」は細くて僕の足には合わない。Montrailは価格もNZにしては手ごろ(「Karma」が$209)だし、つくりが丁寧でとてもいいと思う。

Borealの「Stingma」を試しに履いてみたらものすごく足入れがいい。すごく小さいサイズを履いているのにあんまり痛くない。ボリエールにはまったく興味のなかったじゅんくんも、たまたまついでに履いたのだが、これが大ヒット。曰く、「人生でもっとも履き心地のいいシューズ」。普段倹約しているじゅんくん、迷った末に結局「Zealot」と「Stingma」の両方を買う。僕は「Karma」を購入($209 x 0.80 = $167.20)。

YMCA

5月12日(水)

天気が悪いのでYMCAへ。Taichiくん・ユージさん・エーコちゃんもやってくる。人工壁を登るのはかなりひさしぶり。YMCAは3ヶ月ぶり、人工壁自体も2ヶ月ぶり。外岩だと精神的なプレッシャーから、なかなか限界までパワーをだして登ることは難しいので、人工壁のクライミングもフィジカルを鍛えるために重要だと思う。

ユージさんがめちゃめちゃボルダー強くてびっくりした。僕はおろかTaichiくんも苦戦する課題をいとも簡単に登ってしまう。もっとボルダー強くならないと。僕は一瞬で自分の限界の力をだすのが苦手だ。力をセーブしているわけじゃないんだけど、一瞬をがんばれていない気がする。もっと瞬発力をつけないと。

今日はひさしぶりにいいトレーニング的クライミングができてよかった。もったいないので、晴れたら外岩に行ってしまうけど、たまには人工壁も登ろう。

PAYNES FORD 15

5月10日(月)

ゆっくりと起き、帰り支度をしてからクライミングへ。キャンプ場から一番近いThe North End(Track 1)へ。ここの壁は小さく、ボルト2〜3本程度。「Habal Infusion」(19)は超カチカチで、ガバクライマーの僕にはすごく難しかった。もっとカチを鍛えないとだめだ。Taichiくんとじゅんくんは25のルートにさわっていたが、ボルト2本と短いだけにすごく悪そうで、結局敗退。最後に23のオンサイトに挑んだが、チョークの付いたガバを追っかけてラインをはずし、失敗。くそルートかと思ったが、ラインどおり登ればまあまあのルートだった。

3時半ごろにPaynes Fordを出発し、11時ごろチャーチ着。今回はGlobe Wallに行かなかったし、さわって登れてないルートがたくさん残っているので、ドライブは疲れるけどまた行きたい!みなさんおつかれさまでした。

Habal Infusion 19
マスターオンサイト。
Terror, Illness and Rebellion 18
フラッシュ。
The Darling Buds of May 23
ライン読めず。

POHARA 1

5月9日(日)

「As Good as It Gets」(21)のエーコちゃん今日はHangdog Campから車で20分、Takakaから東へ7kmほどのPohara Areaへ。Golden Bayの海岸に点在する、お馴染みの石灰岩たち。メインの目的はMussel獲りだったりしたのだが、着いたときには潮が満ちてきていたので、Musselはあきらめクライミング。Seagrass Wallへ。「Franklins Tower」(16)の終了点には消火器を改造した鐘があり、登ったらそこで鐘を鳴らして一芸をしようとじゅんくんが言いだす。今回はビデオを持ってきていたのでさらにそれを撮影したりしたのだが、みんなのとっても恥ずかしい映像が残ってしまった。

「As Good as It Gets」(21)はガバガバのかぶったカンテを登るおもしろいルート。クライミングもする安倍なつみこと、エーコちゃんがここで気合のクライミングを見せ、最後には流血。登れなかったものの、このクライミングにはレオさん大感動。そのレオさんはかぶったルートの経験がないため、この21には苦戦。曰く、「もっと登らないと」。ルート嫌いにはならなそうになってきたのでよかった。お疲れ気味のじゅんくんは、今日は8本達成ならず。

太陽が沈んで引き上げると、ちょうどいい具合に潮が引いてきている。急いでMussel獲り。またたくさん獲れました。晩御飯はマッスルパスタ。

Hair on a G String 17
フラッシュ。
Yoghult on Yer Tackle 16
フラッシュ。
Franklins Tower 16
マスターオンサイト。
As Good as It Gets 21
マスターオンサイト。

PAYNES FORD 14

5月8日(土)

今日ものんびり系クライミング。ギアが不足しているので勝手なルートにさわるわけにも行かない。みんなでTrack 1・2周辺へ。レオさんはリードにも慣れ、三ツ星の18、「Temples of Stone」を問題なくフラッシュ。これにはみんな驚く。きっとすぐにすごいクライマーになるに違いない。じゅんくんも「Rawhide」(22)をオンサイト。

「Gobnble, Gobble, Yum Yum」(19)をさわりにRhinoceros Wall(Track 6)へ移動してみるが、濡れていたので断念。季節的なものか、登っている人が少なすぎるのか、濡れていたり苔・泥で汚れている壁がけっこうある。個人的なわがままでFish Wallの「African Head Charge」(26)にさわる。正月ビレイだけはして、すごくトライしたかった長いトラバースの持久力ルート。最後が濡れていてどうにもならず敗退。クライムダウンで回収。でも絶対におもしろい。

Little Lost Wallまで戻って、僕とTaichiくんは「Mea Culpa」にさわる。僕はワンテンが精一杯、Taichiくんも正月よりも登れずショックを受けていた。暗くなるのがとってもはやく、最後はヘッドランプをつけてのトライ。じゅんくんもヘッドランプをつけて、登ってクライムダウンして今日も8本達成。

Goodbye Cream-Poofters 17
アップ。
African Head Charge 26
おもしろい!けど上部滲みだしで敗退。
Mea Culpa 27
ワンテン。
Mea Culpa 27
暗くなってヘッドランプクライミング。

PAYNES FORD 13

5月7日(金)

さらに連絡不足から、じゅんくんがロープ(ダブルロープだからもともと使うべきでないのだけれど・・・)を持ってきていないことが発覚。Taichiくんが一応持ってきていた古いロープには、真ん中近くにあやしい箇所があり、考えた末に切断。切ってみると外皮だけで中身は無事、30mと20mの使えないロープになってしまった。まともなロープは僕の60m、クイックドローも1セットとちょっとしかなく、ギア不足。

はじめはTrack 5のLittle Lost Wallへ。ここでみんなでやさしめのルートにさわり、レオさんもリード練習。いきなりのリードさせてみたけど、落ち着いていて問題ない。でもレオさんはじゅんくんのように、ルートは嫌いになってしまいそうな気配をかもしだしている。

今回の僕のターゲットは正月さわった二つの27、「Creative Confusion」と「Mea Culpa」。Little Lost Wallに来たので「Mea Culpa」にさわってみる。しばらく誰もトライしていないのか、下部は泥・苔で汚くなっている。The Caveで27を登ったし、何回かやればできるだろうと思っていたが・・・甘かった。カチ系クライミングをしていなかったせいか、とっても難しく感じる。正月はいくつかのムーブができなかったが、一応ムーブは全部できたので進歩はしているのだろう。でもとてもつなげられる気がしない。特に4本目のクリップがどうにも悪い。左手じゃクリップできないので、右手のポケットでクリップすることにした。風邪をひいていて、今日は登らないと言っていたはずのTaichiくんはなぜかだんだん元気になってきて、最後には「Mea Culpa」にもトライ。正月かなりいいセンいっていたはずのTaichiくんも苦戦。

ボルダラーのじゅんくんは、今回はルート克服のためやさしいルートにたくさんさわることにしたらしい。目標の一日8本を今日は達成。

Ecological Itch 14
フラッシュ。
Lost Soul 21
以前RPしているにもかかわらずテイク。
Lost Soul 21
すぐリベンジ。
Doo-Little 16
フラッシュ。
Mea Culpa 27
難しい!
Mea Culpa 27
難しい!

CHCH → Hangdog Camp

5月6日(木)

今週末はTaichiくんが金・土・日・月と4日間の休みなので、みんなでPaynes Fordへ行くことに。メンバーはTaichiくん・じゅんくん・レオさん・エーコちゃん。語学学校に通っているはずのエーコちゃんは金・月さぼり。Taichiくんとエーコちゃんの学校が終わってから、車2台でクライストチャーチを出発。途中、閉店間際のベーカリーでパンを買い、駐車場で食べていたら店のおばちゃんがやってきて、本来捨てられていたであろうサンドイッチ等を大量にくれた。どうもありがとう!

運転を交代しながら約7時間のドライブで、夜中の12時ごろTakakaのHangdog Camp到着。正月とはまったく異なり、ガラガラ。他のキャンプ客は一組ほど。連絡不足からTaichiくんの家にデポしてあった、じゅんくん(もとはともくん?)のテントを忘れていて、5人のうち2人は車で寝ることになってしまった。

CASTLE HILL 37

5月4日(火)

「Fatwa」(V7)またCastle Hillへ。じゅんくん・レオさん・ちのちゃん。はじめはQUANTUMのMap19のあたり。とあるカンテの課題がちょっとおもしろかったので、しつこくトライ。登れたけど、スタートの左手カチホールドが超シャープだったので、指先の皮が持っていかれてしまった。レオさんはこのV4は登れなかったけど、僕が敗退したあまいカチで引き付けて足に立ち込む課題(トポに載っていないけど、推定V5)に成功。

続いてレオさんに「Mirage」(V5)をおすすめするが登れず。僕はまたまた「Fatwa」(V7)にトライするがやっぱりマントルができない。指先も痛いのでたいしてトライせず。レオさんがその向かいの、最後が怖いV5の課題、「Learning Curve」を登ってしまう。なんてこったい、もう一ヶ月もしたらV8くらい登ってしまうんじゃないか?

続いて「frequent flyers」で、Boone Speedが登ったあと"I love New Zealand!"と言っている課題、「Fingers of Fury」(V7、「frequent flyers」ではV9)にさわる。Boone Speed曰く、"Toilet Bowl"の中の、しわまで僕は届かなかった。じゅんくんもこの課題は登っていないので一緒にトライ。僕はさっさとあきらめて、昨年末からずっとトライしている「Deliverance」(V5)へ。「The Unrepeatable」のちょっと上の、ガバにジャンプスタートしてスローピーなトップアウトをする課題。スローパーを押さえて身体を引き上げる力がついてきたのか、今日は数回で成功。上で余韻に浸っていると、喜びの声とともにじゅんくんがトップアウトしてくるのが見えた。じゅんくん、「Fingers of Fury」成功。よっぽどうれしかったのか、"I love New Zealand!"のセリフもすっかり忘れていた。おめでとう!

「とあるひのキャッスルヒル」。(WMV 4分23秒 11,212KB)

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V5 Deliverance
V4 x 1

CASTLE HILL 36

5月2日(日)

「Outcast」今日はまたCastle Hillへ。Taichiくん・レオさん・うめさん・エーコちゃん。QUANTUMの、「Snake Eyes」(V9)のあたりで適当に遊ぶ。僕が年末散々苦戦したV3のマントル課題を、レオさんはなんと一撃。まだクライミングを始めて一ヶ月、もうV4も登ってるし、末恐ろしい。Taichiくんと僕は「Snake Eyes」にさわってみる。僕は結局一手目とめられなかったが、正対ムーブでも届くようになったし、キョンでもとまりそうな気がする。Taichiくんは一手目成功し、でかいポケットのあたりまで進んだ。ふらっとやってきたドイツ人はちょっと違うムーブであっさり登っていった。そのうちじゅんくんがやってくる。2日間一人で車で生活していたのが相当寂しかったらしく、ちょっと変になっている(もともと?)。そのじゅんくんは「Outcast」(V9、「frequent flyers」ではV10)がかなりいいところまでいっている。「frequent flyers」で身長2m近いSebastianが、リーチいっぱいで登っている課題。今日もトライするが最後のダイノがおしくもとまらない。結局僕らが帰ったあと、そのSebastianにアドバイスを受け違うムーブで成功したとのこと。

今日でタイ料理屋さんでのバイトが最後。オーナー兼シェフらが一ヶ月の3週間の休暇をとり、その間店をクローズするため。3週間後また働くかもしれない。結局働いたのは3ヶ月とちょっと。小規模なテイクアウェイ(お持ち帰り)専門のお店で、働いてるのはタイ人女性のオーナーとそのお母さん。と、僕を含めバイトが二人(金・土・日は二人出勤)。出勤時間は夜の6時から9時まで、主な仕事はオーダーをとること、野菜などの下準備、車でのデリバリー。英語の勉強になったかというとそうでもない、と思う。メニューを覚えてしまえばたいして英語がわからなくても、何を注文されてるかだいたいわかるし、その他の仕事は覚えれば問題なくできる。英語は下手だし、最初は仕事が遅くて"Quick!"、"Faster!"、"Don't slow!"と言われ続けていた。デリバリーが得意で迷わず速く配達することができたので、気に入ってもらえたように思う。給料もよかったし、デリバリーでチップをもらえることもあったし、まかないももらえたし、野菜を切るのも速くなったし、タイ料理もちょっと教わったし、とってもよい仕事だった。

「Snake Eyes」を登るドイツ人、とTaichiくんのトライ。(WMV 1分41秒 4,156KB)

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成果なし!

THE CAVE 14

5月1日(土)

「Let There Be Bolts」(28)本当はCastle Hillに行きたかったけど、天気が悪そうなのでThe Caveへ。Taichiくん・ユージさん・レオさん・エーコちゃん。着いてみると前回より滲みだしがひどい。岩全体がしけっている感じもする。Derekらローカルも、岩の状態を見て帰ってしまう有様。しかし見たところターゲットの「Let There Be Bolts」(28)と「Gorilla Grip」(27)は問題なさそうだ。

はじめにTaichiくんがケイブの外のやさしめのルートを登る。トラバースなのでエーコちゃんがフォローするが、雨。ユージさんと僕は「Let There Be Bolts」にさわるが、岩がしけってて疲れる。僕は2回目と3回目のトライは最後のヌンチャクまで到達。つらいムーブはあと2手、もうすぐできそうな気がする。Taichiくんの「Gorilla Grip」はおしかった。2回目のトライではリップのガバをつかんで、垂壁に立ち込みかかったのにパンプ落ち。

最後にTaichiくんと半分遊びで「Bogus Machismo」(29、元30)にさわる。ケイブのど真ん中をいく持久系三ツ星ルート。持久系ならムーブはできるだろう、と思って取り付いたがホールド濡れ濡れ。いや、乾いていてもとてもできるとは思えない難しさ。ボルト11本、だんだんかぶっていくが半分は135度以上で最後はルーフ、しかも最後に核心が待っている。途中から趣旨が変わり、ヌンチャクをガシガシつかみながらとにかく終了点まで。密かにCHCH滞在中の目標にしていたが、果てしなく遠い気がした。

Let There Be Bolts 28
アップ兼ムーブ確認。
Let There Be Bolts 28
最高到達点!最終ヌンチャククリップ成功。ワンテン。
Let There Be Bolts 28
同じく最終ヌンチャク。ワンテン。
Bogus Machismo 29
もともと超むずかしい上に、ホールド濡れ濡れ。
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