CASTLE HILL 27 |
3月31日(水) |
またやぶくんと、日帰りでCastle Hillへ。また天気は最高に良い。まずはQUANTUM、三ツ星のV0、「Ladder」へ。"Ladder"とは「はしご」の意だがまさにそんな感じで、色の変わった帯状に、カチが並ぶ変わった岩だ。近辺にも三ツ星のやさしい課題がいくつかあって、それぞれおもしろかった。とりあえずの今日のターゲットであったやはり三ツ星の課題、「High Rise」(V5)にトライしてみるが、これが意外と難しい。あわよくばシットスタートバージョン(V6)をと考えていたが、それは到底難しくて無理。やがてたっくん・じゅんくんがやってきたころ、やぶくんは「High Rise」成功。僕はパワフルな核心の一手ができず敗退。「ムゲン」を忘れた日あたりから、なんかモチベーションが下がってるし、調子が悪い。とくにメンタルな面でイマイチ。ぜんぜん登れん。
続いて前から興味があってずっとトライしたかった課題、「Odyssey」(V7)にさわってみる。上部の這い上がりが核心らしいが、今日はそこまでいけず。でもおもしろそうなので今度がんばってみよう。続いてやぶくんとまた「Fatwa」(V7)にトライするが二人とも駄目駄目。バイトのため先に引き上げ。帰り際に「Thrust」(V7)にトライしてみるがやっぱ駄目。手首が痛くなったのはこの課題のせいに違いない。
CASTLE HILL 26 |
3月30日(火) |
Kiwi House滞在中のやぶくんと、日帰りでCastle Hillへ。しかし昨日の朝から右手首がなぜか痛い。おととい若干の違和感があったような気もするし、寝違えただけのような気もする。昨日よりましになっているもののまだ痛いので、岩場まで来たけれど今日は我慢して登らないことにする。今日も天気は最高で、絶好の昼寝日和だ。
やぶくんまずは「Thrust」(V7)にトライ。じゅんくん・たっくん・かんちゃん・ナカジもやってくる。かんちゃんとナカジは今日でクライミングはおしまい、日本に帰ってしまう。昨日「Odyssey」(V7)を登ったというかんちゃんは、引き続き好調で今日もV6を二つ。やぶくんも「Thrust」成功、初V7おめでとう!でも君はもっと登れるはずだ。ナカジは最後まで「Thrust」にトライするもおしくも登れず。そして約3週間滞在した二人とお別れ。また日本で御岳でも一緒に行きましょう。
その後QUANTUMへ。やぶくん「Ocean」(V6)、「Fatwa」(V7)にトライし、いいところまでいっているもの登れず。そして、日が沈みかけ気温が低くなって来た頃(フリクションが良くなるらしい)、たっくん「Energy Follows thought」(V9)にトライ。下部のムーブはもはやマシーンのようにスムーズにこなすものの、やはり上部スローパー地帯で落ちる。でももうちょっと、ガンバ!
CASTLE HILL 25 |
3月28日(日) |
昨日はひさしぶりにチャーチのバッパーに泊まったじゅんくんとたっくん、さらにユージさんとCastle Hillへ。やぶくんは疲れがたまっているのでしばらくチャーチでレスト。まずSpittleで「Thrust」(V7)に取り付く。マーシーさんは一撃したというこの課題、ムーブがとってもボルダーっぽくておもしろい。ユージさん成功、飛び級の初V7。あいかわらず朝はゆっくりな、かんちゃんとナカジもやってきて一緒にトライ。かんちゃん成功、3つ目のV7。僕は後一手、最後のガバがなんどやっても微妙にとどかず敗退。でも次来たらすぐできそうだ。
続いてじゅんくんが「Diablo」(V8)にトライ。Spittleのトポの表紙に載っているでかいボルダーの課題、なかなか迫力がある。登ってしまうと降りるのが大変そうだ。いいとこまでいっているのだが、おしくも登れず。僕は「On the Edge」(V6)にトライ。スラブをカンテと極小スタンスを使って登るとってもバランシーな課題。足の指の力と靴のエッジング性能が必要だ。パワーでは登れないこの課題、とってもおもしろいと思う。疲れないし。かんちゃんがやってきて成功、やっぱりうまい。僕はちょっとましそうな新しいムーブを発見したが、まだまだ駄目。でも最初トライしたときに比べれば、ちっちゃいスタンスに安定して立てるようになってきている。「ムゲン」のエッジング性能はイマイチで、やっぱりこの課題は「ミウラー」だ。
じゅんくんたちが「The Outcast」(V9)にさわりにいっている間、一人で「Willy Nilly」(V6)をさわる。若干進歩したがカチパワーがまだ足りない。というか、たぶん今日はもう疲れてて全然駄目だ。かんちゃんが疑惑を晴らしにやってくる。以前勘違いしてとなりの別のラインを登って、やけに簡単だと思っていたらしい。正しいラインでもあっさり成功。うーむ、すごい。疲れたし、寒くなってきたので僕は終了。雨もぱらぱらと降り出す。最近は日が落ちると本当に寒い。
じゅんくんたちは例によってキャンプ泊まり、ユージさんと二人でチャーチへ帰る。二人ならガス代も半分だ!と思っていたのだが、このあと悲劇が。フラットに戻ってみると「ムゲン」がない。最後に使ったのは「On the Edge」、そこに忘れて来たに違いない。明日じゅんくんたちが発見してくれる保証はないし、雨でビチョビチョになってそうだ。やっぱり探しに行くことにして、夜9時半ごろ再びCastle Hill到着。真っ暗で超寒い岩場をテクテクと「On the Edge」までいくと・・・やっぱりあった!往復3時間、ガソリンと時間の無駄。幸いほとんど濡れていなかった。
THE CAVE 9 |
3月27日(土) |
ひさしぶりにThe Caveへ。おとといのCastle Hillのメンバーで集まる予定だったが、Chrsitchurch在住の日本人クライマー、ユージさんと連絡をとることができたので、11時半頃から二人で先に登りに行く。ユージさんは岩手出身、今年の1月からワーホリでCHCHに来ているらしい。今まで一緒に登ったことがないのが不思議なくらいだ。大石さん・渡辺さんが僕らのすぐちょっと後にやってくる。今日のターゲットは「Super Glue」(26)と「Gorilla Grip」(27)。なんか絶好調らしく、「Gorilla Grip」をあっさりレッドポイント!初27。さらに「Super Glue」もレッドポイント!なんてこったい、ボルダー中心にやってきた成果に違いない。ユージさんは「Urge」(26)にトライし、一度は終了点のクリップまでいくもRPならず。
3時頃、じゅんくん・たっくん・やぶくん・かんちゃん・ナカジもやってくる。大石さんは「Straight No Chaser」(25)を果敢に攻めるがRPならず。やぶくんは今日はレスト日とか言っていたにもかかわらず、前回苦戦していた「Straight No Chaser」をあっさり一回でRP。僕は調子にのって「Super Glue」の下部からトラバースして「Gorilla Grip」の上部につなげるルート、「She Devil」(28)にさわってみる。トラバース部分はたいして悪くないので、できないムーブはないのだがとにかく疲れる。スーパーな持久力が必要だ。バイトのため例によって一人先に帰ったが、その後たっくんが「Super Glue」をRP。
CASTLE HILL 24 |
3月25日(木) |
今日も昨日と同じメンバーでQUANTUMで遊ぶ。今日はひさしぶりの最高の天気、空がとっても青い。僕は昨日の「Phalanx」のせいで、左の中指・薬指にちょっと違和感があったので、V1・V2・V3と比較的易しくて、星や名前のついたおもしろい課題をいろいろさわって、とてもリラックスして楽しんでいたつもりだったのだが、なんか好調らしくV5までサクサクと登れてしまう。以前できなかったV3も今日は簡単に成功。帰り際にはV6まで成功。4日のトランピングレストが良かったに違いない。ナカジもずっとトライしていた、「The Remedy」(V6)についに成功。とっても楽しい一日だった。
CASTLE HILL 23 |
3月24日(水) |
午前中はトランピングで濡れたものを乾かしたり、洗濯したりゆっくり過ごし、午後遅くにCastle Hillへ。着いたのは3時過ぎ。いつものメンバー(じゅんくん・たっくん・やぶくん・かんちゃん・ナカジ)に、今日は新婚旅行も兼ねNZにやってきた、8000m無酸素シェルパレスクライマー大石さんと、奥さんの渡辺さんも加わっている。はじめ「Lung Dyno」(V4)の岩で遊ぶ。大石さんの登りはさすがというか、とてもアグレッシブだ。僕は今日はトランピングでリフレッシュできたのか、体が軽い気がする。「Cyclops」(V5)一撃、でも「Lung Dyno」はまた再登できず。大石さんは「Cyclops」、「Lung Dyno」ともアグレッシブに攻め、成功。
僕の今日のターゲットは「Phalanx」(V7)、一人トライしに行く。前回と同じく下部のムーブはできるのだが、上部のマントルがなかなかできない。いろいろマントルのムーブをためすも全然体が上がらない。この課題はスタートで右手プッシュで左手をかかりの良いポケットにデッドするのだが、そのときの指が伸ばされてすごく負担がかかる。日が落ちて急に寒くなってきたし、見に来ていたじゅんくん・やぶくんも飽きてきていたっぽかったので、今日はいい加減あきらめようかと思い始めた頃、じゅんくんのちょっとしたアドバイスがぴたっとはまり、すっとマントルに成功。やったー!初V7!!
たっくんは「Energy Follows Thought」(V9)のムーブがだいぶ進歩。下部はクリアし後は上部のスローパー地帯だ。4月5日の帰国までに登れるか?かんちゃんも「Snake Eyes」(V9)トライ中。やぶくんはじゅんくん・たっくんと同じ量ではご飯が足りないらしく、ちょっとお疲れ気味。
今日はかんちゃん・ナカジの泊まっている、いつものキャンプ場よりさらに10kmほどAuther's Pass側のキャンプ場に移動。こちらはKeaがでないらしいが、湖のそばでひらけたところのためか、とっても寒い。星もすごくきれいで、ほんとに寒い夜だった。
COPLAND TRACK 3 |
3月23日(火) |
今日は早起きして帰ることにする。8時過ぎに出発したつもりだったが、サマータイムはすでに終わっていたらしいので、実際は7時過ぎだったことになる。また雨の中、5時間で駐車場着。着いたときも雨で、適当に荷物を突っ込んでFox Glacierまで移動すると天気が良くなる。DOCでインテンションカードの半券を提出し、さっぱり着替えてトランピング終了!おつかれさまでした。
GreymouthのYHAまで戻って、まだしばらくトランピングを続けるというふみさんと別れる。今度はAbel Tasman Coast Trackへ行くらしい。僕はパンケーキ・ロックスとやらにちょっと興味があったので、Punakaikiまで一人ドライブ。期待していたよりしょぼかったが、水平カチが並ぶ快適なクライミングができる・・・かもしれない。
そこから引き返し、さらにドライブ。夜中にCastle Hillのキャンプ場に着いたのに、たっくん達のテントがない。さてはSpring FieldのYHAに違いないと思い駐車場をチェックしたらやっぱり車があったけど、あまりに遅い時間だったのでCHCHまで戻ってフラットでおやすみ。行き帰りで1000km以上、疲れた。
COPLAND TRACK 2 |
3月22日(月) |
Copland TrackはWelcome Flat Hutで1泊して温泉を楽しんで帰るか、2泊してDouglas Rock Hutまで日帰りで歩き、Glacier(氷河)やMt. Cookの景色を楽しむのが一般的らしい。僕らも2泊して景色を見にいく予定であったが、予報からして景色は絶望的。朝起きたときはと晴れ間も見えていたが、やっぱり今日も天気は良くはなさそうだ。でも一応行ってみることにする。途中、Glacierが少し見えた。自分たちのいるところからたいして離れていなくて、かなり近くまできてる。やっぱり天気は悪くなって結局また雨。でもいちおうDouglas Rock Hutまで行き、さらに10分ほど先のView Pointまで行ってみるが、やっぱりガスガスで景色はなんもみえない。うーむ、ざんねん。景色はあきらめてさっさと帰って温泉を楽しむことにする。往復5時間。
昼間の温泉はやっぱりサンドフライが多いので、雨で冷えた身体を温める程度にして、夜暗くなってからもう一度ゆっくり楽しむ。また夜は晴れて星空が見えた。温泉に、ビールに星空。最高!
COPLAND TRACK 1 |
3月21日(日) |
朝8時出発。天気はやっぱり悪く、一日中雨。いきなり渡渉から始まり、その後もトラックは泥だらけ沼だらけの道なので、靴を濡らさずに歩くことはまったく不可能。気にせず泥の中・水の中を進むのが「リアルニュージーランドトランパー」のスタイルらしい。実際そうしないと逆に疲れる。トラックはあまり高低差はなく、川に沿って進む。熱帯チックなの森の中を進むので、トランピングというよりもブッシュウォークという感じ。たまに河原を歩いたり渡渉したり、ちょっと沢登りチックでもある。渡渉を心配していたけど、雨のわりに水量はたいしたことなく全然問題なかった。Creekにはたいてい増水時用のFlood Bridgeもかかっている。
僕が最後に山に登ったのはたぶん2年以上前。フリークライミングを始めてからはほぼ完全に平地クライマーをやっていて、山歩きはしていなかった。ひさしぶりの山歩きはけっこう疲れたが、低強度の有酸素運動は身体にはすばらしいく良いに違いないことを実感。歩いている最中全身の血行が促進され、特に普段血のめぐりが悪そうな指の腱なんかが回復してる気がした。6時間で超快適な山小屋、Welcome Flat Hutに到着。
雨の中、さっそく温泉に入りに行く。温泉にはいくつかのプールがあり、それぞれ温度が異なっている。ひさしぶりの温泉は最高!ただ、昼間はサンドフライが多すぎて、顔やら頭やら刺されまくる。小屋でゆっくりして夜暗くなってからもう一度温泉に入りに行くと、サンドフライもいなくてまさにこの世の天国。なぜか晴れていて星空も見れた。ビールもっと持ってくれば良かった。
COPLAND TRACK 0 |
3月20日(土) |
ニュージーランドを満喫するべくトランピングへ。NZのトランピングに関しては「ニュージーランド・トランピング&温泉情報」という有名なホームページがあって、ここを訪れればNZのトランピングのすべてがわかるというくらいすばらしいホームページ。今回の目的地は西海岸、Fox Glacier近くの「Copland Track」というところで、天然の温泉があるらしい。早朝Christchurchを出発して、Greymouthまで3時間強。もっとかかると思っていたけど、意外と早かった。出発時、CHCHは快晴だったがAuther's Passあたりから天気は悪くなり、以後West Coast側はずっと雨。
GreymouthのYHAで今回のパートナー、ふみさんをひろってさらに南下。ふみさんはすでに40日はトランピングでNZを歩いているというなかなかのつわもの。Franz JosefのDOC(トランピング関連を管轄するNZの国家機関)オフィスでHut Passとトラックガイドを購入。NZのトランピングは基本的に山小屋(Hut)泊まり。今回泊まるWelcome Flat Hutはカテゴリー2で一泊$10。Fox GlacierでもDOCによって、最新の天気予報をチェックするもしばらく天気は悪そうだ。インテンションカード(入山届け)とやらも提出。今日はトラックの入り口まで行って、テント&車中泊。サンドフライ(ブヨみたいな虫)と蚊がひどかった。
CASTLE HILL 22 |
3月19日(金) |
青木さんは今日は登らず、朝お別れ。今日はSpittleへ。じゅんくん絶賛、曰く「Spittleナンバーワンの課題」、「Slab」(V5)の直上バージョンにトライ。途中から右のガバに逃げる課題は以前やったことがあって十分おもしろかったのだが、真ん中を登る課題はさらにおもしろい。グレードは同じV5になっているけど、あきらかに難しい。上部でかなり苦戦したけど、何とか成功。以前とっても難しかった下部は結構簡単にできて、スラブでプッシュしたり、マントルしたり、乗り込んだりするのがうまくなってるのを感じた。その後特に成果はなく、バイトがあるので一人先に帰る。最後「Tricky」(V6)にひさしぶりにさわってみたけどまったく進歩なし。
CASTLE HILL 21 |
3月18日(木) |
二日のレストをとり、Castle Hillへ。入り口で青木さんに会い、とりあえずSpittleで登りながら、じゅんくんたちを待つ。前からずっとトライしてたV4の課題で、よいプッシュムーブを発見し、やっと登れた。たっくんと合流し、QUANTUMへ移動しみんなと合流。今日はまた別の新婚旅行日本人ボルダラーがいるらしく、全部で10人は日本人がいるようだ。今日で気合の九州女性ボルダラー寺田さんが日本へ戻る。僕はあんまり一緒に登る機会がなかったけど、おもしろい人には違いない。
そういえばじゅんくんは月曜日、「Monkey and the Magic Peach」(V8)を登ったとのこと。おめでとう!「Snake Eyes」(V9)は飛び級だったらしいので、初のV8。今日はたっくんがその「Monkey and the Magic Peach」にトライ。僕とやぶくんが「Phalanx」(V7)にトライしていると、どこからか歓声が聞こえてきて、たっくんも「Monkey and the Magic Peach」成功。
「Phalanx」はスタートの右手プッシュで遠いポケットをとるムーブは成功し、あとはマントル。でも悪くない部類に入るという、そのマントルができない。やぶくんもマントルまでいくが登れず。長谷川君あらためかんちゃん、中島君あらためナカジが合流。背の高い外人さんは、出だしのプッシュムーブが狭すぎてつらそう。この課題は身長170cm前後がベストに違いない。皆で次々にトライし、じゅんくん(再登)、かんちゃん、たっくん(再登)が成功。僕は結局できなかったけど、この課題は僕の初V7になりそうな予感がする。また次回。
次に「Fatwa」(V7)にトライ。みんな「Fat Man」と呼んでいたような気がしたので、そう思っていたけど実は違った。この課題もじゅんくん(再登)、たっくん(再登)、かんちゃんが成功。「Phalanx」よりマントルは悪いらしく、核心マントル課題のようだ。そう聞くとやる気がうせる。僕はリップでマッチするあたりまでしかいけなかったけど。やぶくんはマントルまでいったが、おしくもかえせず。あとはだらだらといろいろさわる。やぶくんは「Spent」(V6)成功。今日は指が疲れた。
青木さんも明日帰ってしまうので、今日はキャンプ場にみんな集合。カレーを食べた。しかし寒かった。
CASTLE HILL 20 |
3月15日(月) |
やっぱり朝方、Keaに襲われる。車の屋根の上を歩き回るのでうるさくてとても寝られない。そしてものすごく攻撃的だ。窓・ドアのゴムのシーリングを突っつく突っつく。しばらく戦ったがとても寝られないのでドライブに。Auther's Pass方面にもう15分ぐらい走るとKeaに襲われないキャンプサイトがあるという話だったが、どこのことかわからなかった。戻ってきたらKeaはいなくなっていた。襲われるのは明るくなったころ、1時間程度らしい。もう一眠り。
けっこうゆっくり岩場へ。とりあえずSpittle Hillで、やさしめの課題をいろいろさわっていたら、じゅんくんとたっくんがやってくる。合流してQuantum Fieldへ。まず「Lung Dyno」(V4)をやぶくんにおすすめする。アイスで鍛えたフィギュア4を見せて欲しかったけど、やっぱり普通にダイノ。やぶくん登れず。僕もトライしたがまた再登できず。続いて「The Unrepeatable」(V6)。はまることを期待したのに、やぶくんなんと2撃。曰く、「あれV6だったんですか、V3ぐらいかと思った」。なにー?!さすがノースケーブ115度壁で、マントルは鍛えられているのか。僕もトライしたら、今日は再登できた。じゅんくん・たっくんは「Energy Follows Thought」(V9)にトライ、ガイドには"Easy start, hard top-out."などと書いてあるが、下からすごく難しそうだ。たっくんが落ちたとき足首を捻ってしまう。足首は癖になるので気をつけて。
次は「Frictionless」(V6)にトライ。名前を聞くとマントル核心を想像してしまうが、マントルは特に難しくない。例によってじゅんくんに見本を見せてもらう。やぶくんあっさり成功。となりのV5も成功。やっぱりボルダー強い。バイトに間に合う時間ぎりぎりに僕も成功、気分よく一人先に帰る。やぶくんはあの調子ならもう何本かV6登ってるかな?そうそう今日も別の日本人ボルダラーを見かけた。春休みだからかな?
THE CAVE 8 |
3月14日(日) |
ルートを好むやぶくんと、かなりひさしぶりにThe Caveへ。しばらくアイスクライミングに専念していたというやぶくんは、ルートはちょっと弱り気味か。「Straight No Chaser」(25)にトライするが、2回目から5回目まで全部核心をこえてリップまでいっているのに結局登れず。まだ旅の疲れもあるのでしょう。
僕は「Gorilla Grip」(27)にトライ。2回目、気合が入りすぎたのか、ロープを結ばないで登りだしそうになった。いつぞやのKenさんみたいだ。危ない危ない。結局大きな進歩はなし。最後の核心手前のヒールフックで休めるようにならないと無理。でもここしばらくボルダーばっかりしていたせいか、ひとつひとつのムーブ自体は前より楽だった。続いて「Super Glue」(26)。この日2回目のトライはかなりおしかったが結局登れず。でもこっちはもう登れそうだ。
バイト後夜中、じゅんくん・たっくんとやぶくんを合流させるべくCastle Hillへ移動。しかしキャンプ場にはじゅんくん・たっくんのテントはあるが本人たちはいなかった。といういうことはSpring Fieldのバッパーにいるのだろう。やぶくんはゴアテックスのテントを持ってきたようだが、そんなものをこのキャンプ場で使うと悲惨なことになるので、シュラフカバーのあるやぶくんは小屋のベンチ、僕は車で寝る。
CASTLE HILL 19 |
3月12日(金) |
今日はQuantum Fieldへ。じゅんくんおすすめのV3(22, Map 8)にさわる。なるほど、おもしろい。バランス・足上げパワー・乗り込みパワーの課題。
たっくんは二日酔いで今日は登る気なし。じゅんくんが「Monkey and the Magic Peach」(V8)をさわりに行く。その向かいの、年末に来たときにV3だ言われて登った課題が「Mirage」(V5)であったことが発覚。ということはこれが僕の初V5だったわけだ。あのときはかなり苦戦した。もう一回登ってみたら一回目であっさり登れた。
V6は今日は全然登れそうになかったが、最後にV5が登れたので一応満足。
CASTLE HILL 18 |
3月11日(木) |
Castle Hillへ。11時過ぎに着いたが、じゅんくんとたっくんはまだいないのでSpittle Hillで一人で遊ぶ。前回できなかったV5のおもしろい課題が今日はわりとあっさり登れた。結構前からトライしていたのでうれしい。そして今日また新たに旅行できている日本人、青木さんに会う。しばらくしてさらにじゅんくんとたっくんも合流、2時過ぎ。来るの遅いって。
例によってムーブを教わり、見本を見せてもらって「On the Edge」(V6)にトライしてみるが登れず。でもこういうスラブ系バランス課題のほうが可能性を感じる。じゅんくんおすすめの「The Letter Box」(V5)にさわってみるがこれも登れず。こういうパワーのいる課題を登るには体が重い。長谷川君・中島君も合流。その近くのオフウィドゥスクラック課題「Old School」(V4)にさわる。身体を半分クラックに突っ込みながら芋虫のように登る課題。じゅんくん・たっくん・長谷川君成功。高さがあって怖いのだが、僕はその高いところまで這い上がれず。鈴木マーシーさんは「クラックに慣れた人なら5.9だ」と言っていたらしい。クラック恐るべし。
その後「The Element」(V5)のある岩のトラバース課題、「Ride the Snake」(V6)にトライするがこれも登れず。長谷川君・中島君結構おしい。最後に遊び気分でその近くの「Eldorado」(V3)にさわったらこれが予想外に悪く、皆苦戦。ちょっとラインからはずれ気味のサイドアンダーをスタートに使って、じゅんくん・中島君成功。しかしそれでもかなり悪い。たっくんはリーチが足りずそのムーブではスタートできず。僕は最後があがれず敗退。V3恐るべし。
今日もじゅんくん・たっくんにお世話になりキャンプ。
CASTLE HILL 17 |
3月9日(火) |
長谷川君と中島君は買出しに行くそうで、たっくん・じゅんくんとQuantum Fieldへ。昨晩じゅんくんが絶賛していた「Ocean」(V6)にまずトライしてみる。ブリッジング・スメアリングの課題。こういう課題は比較的得意かもしれない。パワーではないのでたくさんトライすればなんとかなる。かなりトライして成功。
その後ももはやCastle Hillプロフェッショナルガイドの二人におすすめの課題を教えてもらいながら登る。ムーブ見本つきでガイドしてもらうも、V7はやっぱりまだ登れない。今まであまり行ったことのなかった奥のほうのエリアへ行って、お買い得という「Cannibalism」(V6)にトライしたらほんとにお買い得で、V3といわれても信じてしまいそうだった。ビデオ「frequent flyers」で印象的な「Monkey See, Monkey Do」(V6)は、やっぱりジャンプスタートの一手目が高すぎて、折ったマットを二つ積んでもスタートできない。たっくんはスタートはできるが、ビデオのヒザアンドトゥー体勢がきまらず、2手目が出ない。年末苦戦したランアンドジャンプスラブのV3は一回目で成功、しかし悪いV3だ。
Quantum Fieldをぐるっとまわって真ん中辺へ戻ってきて、「Small Balls」(V6)にトライしたら、今日は一回目であっさりとマントルを返せそうになる。自分では登れたと思って「あ、登れたかも」と発言したが、その油断がいけなかったのか最後に落ちた。その後も何回か最後の最後で落ち、これで今日登れなかったら悔しくて寝れなそうだったが、最終的に成功。最後のトライは今まで一番、最後まで気を抜かないマントルだった。近くの同じくマントルの課題、「Big Balls」(V5)にもトライしたがそっちは登れず。こっちほうが悪いんじゃないの?
その後、Spittle Hillへ戻ることにする。途中、じゅんくんが「Dreamhouse Traverse」(V6)にトライ。ガバポケットを三つトラバースするこの課題、使ってはいけないと思っていたガバポケット三つ以外のホールドが、ビデオ「CONTACT」の中では使われていたので、それを使えばじゅんくんあっさり成功。僕もさわってみたが一手目が遠すぎてまったく届きそうな気がしなかった。リーチを比較したらじゅんくんと同じだったけど・・・。
Spittle Hillに移動して気合の女性ボルダラー、寺島さんと合流。兵庫から来ていた3人のボルダラーのうち、鈴木マーシーさんら二人は帰ってしまったが寺島さんはもうしばらく滞在するらしく、一人Castle Hill Stationに泊まっている。今日はレストだと言っていたのに、本人曰く「いつのまにか岩の前にいた」らしい。僕が以前からはまっている、V5のとってもおもしろい課題(5, Map 18)にみんなで挑戦。アンダー立ち上がった後、傾斜のゆるくなった上部にホールドがなく何をしていいのかわからなくなる。たっくんがまず僕がトライしていたムーブで成功。さすがだ。このムーブには足デッドが含まれていてちょっと危険。僕はおもいっきり足デッドをはずして転がり落ちたし。足デッドを嫌がったじゅんくんは、もっといいムーブを発見し成功。寺島さんも同じムーブで成功。しかし僕は登れず。いいムーブがわかったし、また次回。
サブマリンボルダーまで戻っていって、やっと長谷川君と中島君に会う。Kea(いたずら好きな鳥)の攻撃が激しいので彼らは今晩はキャンプ場を変えるらしい。たしかにあれはひどい。テントに穴は開けるし、車のゴムパッキンはずすし。
CASTLE HILL 16 |
3月8日(月) |
今週は語学学校に行くのをとりあえずストップ。トランピング(トレッキング)にいっていたふみさんがチャーチに戻ってきていたので久しぶりに会う。すでにかなり寒いらしく、はやくしないとトランピングのシーズンが終わってしまう。せっかくNZにいるのだからトランピングをしないと損だし、誘っていただいたので再来週Copland Trackというところに行くことにした。なんでもすばらしい天然の温泉があるらしい。
2時過ぎになってしまったがCastle Hillへ向かう。途中羊が道路をふさいでいてびっくり。噂には聞いていたが・・・。どうしたらいいかわからなくて困っていたら、後ろから来た車は僕を抜いて羊の中に突っ込んで強引に道を作っていく。なるほど。
Castle Hillにつくとすぐ、日本人のボルダラーにあう。東京から来た若い二人組み、長谷川君と中島君。最近ニュージーランドはやってるなあ。じゅんくんとたっくんがいるはずなので、一緒にQuantum Fieldに探しに行くが見つからず、そのままQuantum Fieldで登る。適当に知っている課題を紹介しながら登る。「Lung Dyno」(V4)をもう一回やってみたら今日は登れず。「Spent」(V6)はもう一回やってみたら、あっさり一回で登れた。「Small Balls」(V6)は登れなかったものの、スローパーを手首で引っ掛けて抑えると良くきくことを発見。スローパー手首フックは「The Unrepeatable」のときも使えたし、結構有効な技だ。「Small Balls」はヒールを高く上げてのマントルなので、ムゲンを試してみたらヒールがすばらしく良くきく。ミウラーのヒールよりも良くかかる。あの段々は最初は「やりすぎじゃん」と思ったがこれはなかなか武器になる。今日は着くのが遅かったので、暗くなりはじめ夜8時ごろまで登る。最近暗くなるのがかなり早くなった。
今日はキャンプ場で泊まる予定で来たので、同じくキャンプ予定の長谷川君と中島君とキャンプ場に行ってみると、予想通りじゅんくんとたっくんがいた。今日はSpittle Hillで登っていたらしい。一緒に登りたかったのに残念。先週土曜日たっくんは「Fade Away」のシットスタート(V11)に成功したらしい。すごいねえ、ほんとに。
まーくん帰国 |
3月7日(日) |
早朝5時、まーくんを空港へ見送りに。いろいろほんとにありがとう。とくにビレイありがとう。また一緒に登れるといいね。お互い強くなりましょう。
そういえばおとといのイスラエル人が教えてくれたけど、英語ではビレイばっかりさせられる人を"Belay Bitch"というらしい。ちょうど日本語の「ドレイヤー」と一緒かな。
CASTLE HILL 15 |
3月6日(土) |
Castle Hillに行くつもりが、朝のんびりしてしまったうえに夜バイトが入ってしまったので、今日は車のオイル交換でもすることにする。車を買ってから一ヶ月ちょっとだが、すでに3000km以上走っている。自分でオイル交換をしたことがなかったので、オイル交換マスターのまーくんに手伝ってもらうことにしオイルを買いに行くが、あまりに天気がいいのでやっぱりCastle Hillへ行くことにする。
CHCHを出たのが12時過ぎ、着いたのが1時半。バイトは6時からなので4時には出発せねば。明日帰国のまーくんは「Willy Nilly」(V6)にトライするが、残念ながら前回よりも到達高度下がる。僕もましなムーブを発見したものの、まだまだほど遠い。そのあとはビデオでは簡単そうに登っている三ツ星のついたV5、「Old Timer」に挑戦するがやたら難しい。するとたっくんが一人でやってきて合流。一緒にトライするが、そのたっくんすら登れず。いつもビデオにはだまされる。たっくんは最近好調のようで「Fade Away」(V9)を登って、そのシットスタート(V11)にトライしているらしい。じゅんくんは指の調子が悪いらしく今日はレスト。
その後、「Small Balls」(V6)などさわるが、どれも登れず。まーくんはV5をひとつ。2時間ちょっと登って時間がなくなりCHCHへ引き返し。結局今日はなんにも登れなかった。
BRITTEN CRAGS 5 |
3月5日(金) |
今日はまーくんとBritten Cragsへ。まーくんはあさって日本へ帰国する(6月にまたNZに戻ってくる)ので、今日が登り納めかもしれない。そのまーくんは前回苦戦した「It is Pointless to Regist Direct Start」(25)をあっさりRP。イスラエル人が一人でやってきて、他に誰もいなかったので一緒に登る。失礼ながら、イスラエルでもクライミングするのね。まーくんは25を登って満足していたし、僕も今日はイマイチやる気がなかったので、彼に合わせてやさしめのルートを登る。そのうちTaichiくんもやってくる、チャリで。あの坂をチャリで登ってくるとは。真似できん、というかしたくない。その後Taichiくんおすすめの三ツ星の25、「Mt Pleasant Butcher」にトライ。星がついているだけあっておもしろい。しかし常々思っているが、星のついたルートはやさしい傾向がある。しかもここはグレーディングの甘いBritten Crags。ムーブがわかってしまえば思いきっていくだけで、首尾よく2撃。やったら天気が良くてすごく暑かったのに、僕とTaichiくんが水を持ってこず、皆脱水気味になってしまったので今日は早めに引き上げ。
そういえば暗くなるのがだいぶ早くなった。最近は9時には真っ暗。
キャンセル |
3月3日(水) |
今日はニュージーランドらしい、はっきりしない天気。雨が降ったり、晴れたり。迷った末9aに行って登ったけど、なんかイマイチ。ここ数日なぜか急激にモチベーションが低下中。やばい。
それから、来週末にカセドラルスクエアで行われるはずだったボルダーコンペがキャンセルになったらしい。残念だけど、ちょっほっとしたような気も・・・
Hi Everyone I have some bad news, we have had to cancel the comp. due to not being able to secure scaffolding. We are still looking at doing the event either later in the year around Dec. or similar time next year. Im sorry for any truble this has caused please email me if you have any questions Regards