CASTLE HILL 14 |
2月29日(日) |
まーくんとCastle Hillへ。峠は雨が降っていたが、Castle Hillは大丈夫。今日はQuantum Fieldへ。まーくんご希望の「Willy Nilly」(V6)にトライしに行く。ビデオでは女の人がサクっと登っていたが、難しい。まーくんはけっこうおしい。そのうち雨がポツポツと降り出し、やむか思ったら全然やまない。岩もびちょびちょに濡れてしまったので、今日はあきらめて帰ることにして車へ戻ろうとすると、Spittle Hillでたっくんとじゅんくんに会う。兵庫から来ているというの3人の日本人ボルダラーが一緒にいた。その他のクライマーもみんな雨やどり中。たっくんとじゅんくんは5日ほど前に、二人とも「Snake Eyes」(V9)を登ったらしい。おめでとう!
ローカルその他あきらめて帰っていくが、かぶっているので濡れていない「Tricky」(V6)の岩で遊ぶことにする。兵庫ボルダラーの鈴木マーシーさん、圧倒的に強い。「Tricky」(V6)をオンサイト。となりのV7を2撃。関西ではとっても有名な人みたいね。僕は今日も「Tricky」は登れない。いったいいつになったら登れるのだろう?しばらくすると予想外に天気が良くなってきて、岩も乾きだす。Castle Hillの岩は乾くのは速い。もう一度Quantum Fieldへ。
お買い得とうわさの「Spent」(V6)にトライ。下部はたいしたことなくマントルが核心。なかなか登れずはまっていたところに、じゅんくんとたっくんがやってきて見本を見せてくれる。さらにホールドも磨いてくれる。そのおかげで何とか成功。さらにいくつかV6にトライする。一人ではどうにもならないV6も、たっくんとじゅんくんがムーブを教えてくれて、見本まで見せてくれるので可能性は感じられる、が登れず。
結局暗くなり始める頃まで登って、帰ろうとするとじゅんくんの車のバッテリーがあがっている。幸いバッテリーケーブルがあったので、僕の車につないで回復。気をつけましょう。
BRITTEN CRAGS 4 |
2月27日(金) |
今日はBritten Cragsへ。最近はThe Caveばっかり行っていたので、ほぼ一ヶ月ぶり。初めてBritten Crags来たときから超はまっている、「Real Slim Shady」(25)だと思っていたルート(あとでガイドをよく見直したら、「Real Slim Shady」ではなく、「It is Pointless to Regist Direct Start」(25)であるような気がする)にトライしなければ。で、一ヶ月でどれくらい成長したか楽しみに取り付いてみる。なるほど一回目はマスター、アップなしにもかかわらず、前回苦戦した核心部分をあっさりクリア。しかし3本目のクリップができずテイク。このクリップは、ホールドはそんなに悪くないのだが、なぜか悪い。しかしこれなら次でいけそうだ。続いてまーくんがトライ。テイクは入ったがあっさりムーブはこなし、次でいけそうとのこと。
引き続き、RPを狙って僕がトライ。しかし、今度は下の核心が通過できない!なぜだ!一ヶ月前と一緒じゃないか!最初がちょっと難しいだけで、全然いいルートじゃないのに。こんなルートはやく終わりにしたい。クライミングがいやになりそうだ。とりあえずまーくんに交代。そのまーくんも苦戦。なにかこのルートにはあるのか?ふたりで、このルートはクソだとうなずく。交代して僕がトライ。やっと下の核心を通過!3本目のクリップはすっとばしてレッドポイントに成功。よかった、やっと他のルートにトライできる。続いてまーくんがトライするが、まーくんは僕に代わってはまってしまった様子。
2004 NBS 最終結果 |
2月26日(水) |
やっと2004 NZ National Bouldering Seriesの最終結果がアップされた。NZ在住日本人クライマーズは、総合ではたっくんの7位が最高で、以下8位じゅんくん、9位Max、10位まーくん、49位Taichiくん、僕は53位。Castle Hillだけをみるとたっくんが10位、Max17位、じゅんくんとTaichiくんが19位、まーくんと僕が21位。うーむ・・・
THE CAVE 7 |
2月25日(水) |
二日のレストをとってThe Caveへ。今日はまーくんと二人。まーくんは「Urge」(26)にトライ。日曜日にすでに終了点付近までいったらしいのだが、最後のクリップ下の大ガバが、他のクライマーがトライ中に落っこちてしまい、若干難しくなってしまったらしい。しかしまーくんはそれにもめげず(実はかなりめげかけていたりもしたのだが)その付近のムーズを解決し、ついに今日レッドポイント!曰く、「あれ?Kenさんの最高グレードっていくつでしたっけ?」。
僕は「Gorilla Grip」(27)、「Super Glue」(26)ともに大幅に進歩、やっと可能性が見えてきた。二日のレストが良かったのか、最近腹筋背筋をはじめた効果か、今日は簡単に足ブラにならないで登れた。「Super Glue」は核心のキョンムーブ手前までいってテイク、その前の悪いクリップをとばして突っ込めば何とかなるかもしれない。「Gorilla Grip」は5本目でテイク、そこからリップのガバまでいってまたテイク。最後の核心前のヒールフックレストでもう少し休めるようになれば、可能性あるかもしれない。やる気出てきた!
Bad Parking |
Tuesday, February 24 |
It was a nice day today in the morning, but it turned out to be a ghastly day for me. Because the weather was beautiful, I went school by bicycle. It is nice to ride on a bike on such a nice day. The class was also good today. I enjoyed. However a lousy thing occurred after the school. When I came back to my flat, I noticed something was wrong. I couldn't see my car at the place where it should have been. I parked it on the street because I haven't got my own parking. It is not illegal as long as I park it on a right place. But It was disappeared. I didn't believe it. I had absolutely no idea about what happened to my lovely STERLET! I was upset and wandered the street. But it wasn't there. I was afraid I had my car stolen. I asked a man who lived in a house in front of which I parked my car. I thought he might know something about it. Then he knew about it. He told me that it got towed away unfortunately, because the front part of my car was on the driveway. Yes, it was just 50 cetimetres over. Actually I knew that. I thought it was fine because it was just a little overlap. But it wasn't I should have park my car 50 centimetres back. Only 50cm!!! Oh dear, I was a chump.
I called the police. They told me a company's number which towed my car. And I called them and I could get my car back. Of course I have to pay a fine. It will be $120. I had a car when I was in Japan, but I had never got any ticket. This was my first ticket. I was regretful, so regretful. How stupid! But I can't do anything because it happened already. Let's think better way. It should be OK because it was not stolen.
MUGEN |
2月23日(月) |
Maxが今日オークランドに戻っていった。最近ハイペースで登っていたので、今日明日はレストすることにした。中一日では回復しきらない。Maxとか、他のクライマーが全然レスト日をとらないで登るのは理解できん。New Zealandにはお風呂に入る習慣がないのも回復の遅い原因のひとつに違いない。
この間「ミウラー」と「ジブリ」を日本から送ってもらったばかりなのだが、新しく「ムゲン」を日本から送ってもらったのが今日届いた。マッドロックのシューズにはすごく興味がある。登れないのをシューズのせいにしているわけではないよ。通算7個目のクライミングシューズで、うち5足はNZにある。日本でマッドラバーに張替え済みなんだけど大きくてしっくりこない「ミウラー」、NZで最近張り替えた「モカシム」、現在メインの「ミウラー」、格安で買ったけど全然使ってない新品「ジブリ」、そして今日届いた新品「ムゲン」。まったく持ちすぎだ。でもいろんなシューズを履いてみたい!いろいろなシューズが欲しい!つま先のシャンクがすごくいい感じの「スティンガー」にすごく興味があるし、エッジングが必要なければ大好きな「モカシム」ももう一足欲しい。「アナサジスリッパ」とやらにも興味があるし、「コブラ」も履いてみたい。まだ履いたことのないスカルパのシューズにも興味がある。新しいシューズはどんどん出てくるし、きりがない。
そうそう、それからNew Zealand発のクライミングビデオ、「CONTACT」も届いたのでまーくんのフラットで観賞。NZの登場するクライミングビデオとしては有名なはずだが、僕も見たことなかったし、KenさんもMaxもじゅんくんもたっくんもまーくんもだれも見たことがないといっていた。チャーチで探したけど売っていなかったので、わざわざ日本で通販で買った。NZらしい、しぶいビデオだ。ほとんどがCastle Hillで、登場する課題もV5からV8がほとんどなので、とっても参考になる。最後に道路沿いで、高さは低くて横に長い、かぶった石灰岩の岩場でのボルダリングシーンがでてきて、とってもおもしろそうだったけど、いったいどこなんだろう?
ちなみに日本とニュージーランドではビデオの再生方式が違い、両者には互換性がない。日本はNTSCという方式で、ニュージーランドはヨーロッパ等で普及しているPAL方式。NZで録画したビデオは日本のビデオデッキでは再生できないし、日本で録画したビデオはNZの通常のビデオデッキでは再生できない。ビデオカセットは日本で買ったのでNTSC方式。まーくんのフラットには両方再生可能なビデオデッキがあるので助かる。日本のを買ったのは、日本に持ってかえったとき見れるからという理由もちょっとある。ほんとはDVDバージョンが欲しかったけど、残念ながら存在しないらしい。
CASTLE HILL 13 - Max sent 28 at THE CAVE! |
2月22日(日) |
朝10時頃まーくんのフラットをのぞいてみたが、昨日飲んだらしくみんなまだ寝てるので、一人で勝手にCastle Hillへ。「Snake Eyes」(V9)より、「She Devil」(28)を登りたいというMaxは、Castle HillよりThe Caveに行きたいらしいし、いっつも準備遅いから待ってると疲れる。今日はSpittle Hillの、今まであまり行ったことのない奥のほうのエリアへ行く。いい課題がたくさんあるじゃないか。ムーブを教わるかなんかしないとV5・V6はつらいので、今日はV4にいっぱいさわる。「Beautiful Edges」(V4)が三ツ星がついてるだけあって、とってもおもしろかった。今日はすごく疲れた。一人だと怖くて力が入りすぎるからかな?
夜フラットに戻って、非常に疲れたのですぐ寝てしまっていたのだが、Maxとまーくんがわざわざ「クイックドローを返しに」やってくる。そんなモンいつでも返せるだろうだろうに。Maxが今日、「She Devil」(28)をレッドポイントしたことを報告したかったらしく、さらにお酒を買いに行きたいので車を貸してくれというのが本当の理由。28はデシマルでいうと5.13a、ついにサーティーンクライマーだね、Max。おめでとう!
CASTLE HILL 12 |
2月20日(金) |
Castle Hillへ。Max、まーくんと、NBS 2004総合2位の18歳、Mattと一緒に行く。現地でじゅんくんとたっくんも合流。今日はQuantum Fieldで遊ぶ。最初に「Lung Dyno」(V4)にトライ。昨年末からトライしているこの課題、ようやく今日成功した。Maxは問題のマントル課題、「The Unrepeatable」(V6)にトライ。じゅんくんとたっくんは裸足で登ってみせるが、Maxは登れず。僕もさわってみたら、今日は登れず。一回登った課題はさわっちゃいかん。登れなくなってるから。
今日のメインイベントは「Snake Eyes」(V9)。年末は一手目で苦戦していたこの課題、皆かなり進歩している。大勢でトライしたおかげか皆更に進歩し、まずはMattが最後のガバに飛びつく一手までいく。続いてたっくんも後一手までいく。Maxも。しかしその一手がなかなか届かない。僕は一応さわってみたが一手目がとめられない(V9なんだから当然か)ので、まーくんと他の課題をやりにいく。年末手首をおかしくしした「Massacre」(V5)はあっさり登れたが、そのとなりの「Frictionless」(V6)は登れず。その間にMattが「Snake Eyes」に成功。強い!その後、じゅんくんも同じ最後の一手までいく。残念ながらMax・たっくん・じゅんくんは結局登れず。3人ともほんとに後一手、ビデオでObe Carrionが身体を捨てながら飛びついてるあの一手。非常におしいので次回は登れるでしょう。
最後にSpittle Hillへ戻り、「Tricky」(V6)にトライ。MattとMaxは成功。僕は前回できたはずの足を岩にキープして振られに耐えるところが今日はできない。V5は結構登れるようになってきたけど、V6はまだまだですな。Mattは「Tricky」のとなりのV7を一撃。たっくんも成功。
THE CAVE 6 |
2月18日(水) |
またまたThe Caveへ。今日もMaxとまーくん。Maxは「Gorilla Grip」(27)を本日一本目でレッドポイント。僕も一回やったけど程遠いので、Maxが2撃した、Max曰く「お買い得」の26、「Ice Man」にトライ。下部はすでにRPしている「Straight No Chaser」(25)と同じで、そこから右に行き完全レストの後、ガイドブック曰く"short but difficult"なルーフを越える。ボルダーが強ければおいしいルートかもしれないが、そのルーフのムーブがこなせず敗退。Maxはやっぱり強い。
25は一つしかなくすでにRPしたし、三つある26のうち一つはRP、残りの二つはトライしたけど難しくて登れそうにない。27も「Gorilla Grip」のみ。なんかトライするルートがなくなってきた。仕方がないので「Super Glue」(26)にまたトライ。前回よりはましで、少し希望が見えてきた。
順調に27まですべてのルートを登ってきたMaxは、「Super Glue」の下部からトラバースして「Gorilla Grip」に入るルート、「She Devil」(28)にトライを開始。ほとんどムーブはやっているのであとは持久力の勝負っぽい。まーくんは「Urge」(26)に依然トライ中。もうちょっとなんだけど。
The competition in Cathedral Square |
2月17日(火) |
来月13・14日、クライストチャーチで行われるボルダーコンペにエントリーした。たっくんとじゅんくんの分もエントリー。たぶんTaichiくんもでる。New Zealand Sportclimbing Federationが主催する、2004 National Bouldering Cupというシリーズの第3戦で、今度は人工壁コンペ。で、場所がなんとカセドラルスクエア。がんばって見せ筋を鍛えないとね。
THE CAVE 5 |
2月16日(月) |
Taichiのバカヤロー!車のヘッドライトつけっぱなしでバッテリーあがってるじゃんか!おかげで学校遅刻。結局学校の先生の友達にバッテリーケーブルを借り、フラットメイトの車につないで解決。バッテリーがあがることを"flat battery"、バッテリーケーブルのことを"battery lead"というということを学習した。
午後からはまたThe Caveへ。今日はMaxとまーくん。Maxは一週間クライストチャーチ滞在を延ばすことにした模様。いい考えだ。今日は「Gorilla Grip」(27)にトライするもたいして進歩なく程遠い。「Super Glue」(26)にもトライしたがこちらもまったく駄目。疲れているのかな?まーくんは「Urge」(26)にトライするも、もうちょっとかな?という感じ。Maxは「Gorilla Grip」がほんとにあと少し。一回リップのガバまでいったにもかかわらず、その上を甘くみてまったくムーブを研究していなかったためフォール。たぶん明日登ってしまうでしょう。
CASLE HILL → CHRISTCHURCH |
2月15日(日) |
起きてみるとまだ雨、まったくやみそうにないので、クライストチャーチへ引き返し。じゅんくんとたっくんはそのままキャンプ。
戻ってきてフラットでくつろいでいると、Taichiくんがなぜかやってくる。じゅんくんの車の鍵を持ってきてしまったので、返しに行くから車を貸してくれとのこと。おつかれさま。
CASTLE HILL 11 - 2004 National Bouldering Series |
2月14日(土) |
今日はボルダリングコンペ。Max・まーくん・TaichiくんとCastle Hillへ。曰く、「バッパーに泊まるお金がない」たっくんとじゅんくんは、木曜日から向こうでキャンプ生活をしている。天気は雨の予報だったが、青空の見えるとっても良い天気。コンペ会場はSpittle Hill。参加者は思っていたよりも少なく、60人位?ナショナルコンペといってもシリアスな雰囲気はまったくない。カテゴリーはいくつかあるが、どのカテゴリーでもトライする課題は同じで、新しいSPTTTLE HILLのガイドブック「THE DEFINITIVE Spittle Hill CLIMBING GUIDE」でいうと、Map 8,11,17,18,24, 25周辺の、VEからV10まで122個の課題がコンペ用にセレクトされている。
競技は10時からスタート。V5あたりが狙いの僕は、まーくんと一緒にまわることにする。まずとりあえず登ったことのある課題から、といっても登ったことのあるV5は「Serpent」ひとつだけ。課題を8個そろえないといけないので、V6はおいといてV5とV4にトライ。まーくんが大抵先に登ってしまう。「Slab」(V5)という課題がなかなかおもしろかったので、がんばってトライ。先に登ってしまったまーくんはどっか行ってしまうも、一人で執拗にトライ。お昼過ぎ、このころからポツポツと雨が降ったりやんだり。この課題で、僕のマットの端っこに落っこちて足首を捻ってしまった人がいた。マットの端っこは危険なので気をつけなければ。特に厚さのあるマットだから余計危険かも。その場は登る雰囲気ではなかったので、別のV5にトライしにいく。これもスラブで、やっぱり先に登ったまーくんにムーブを教わって何とか成功。また「Slab」に戻って執拗にトライ。雨が強くなり始めてきたころ、何とか成功。で、雨が強くなり競技は中断。1時頃。結局コンペは8課題ではなく6課題の合計ということになり、そのまま終了。
近くのファーム、Castle Hill Stationのたぶん羊の毛を刈る建物に移動して、そこで結果発表と閉会式。長いこと得点集計をしているうちに雨はあがって、山の上には雪が見えている。僕とまーくんはV5が3本、V4が3本で165ポイント。僕らの中で一番良かったのはV6を4本、V5が2本のたっくん。男子エキスパートクラスの優勝者は二千ポイント近く獲得したDerek、シリーズ総合優勝はSebastian。3戦以上出場したのは結局10人で、その人たちを対象としたくじ引きがあって、じゅんくんが、フランクリンのフィンガーボードをゲットした。じゅんくんは前回も5kg分のホールドをゲットしている。まあ、10人中4人は日本人だったのだから、確率は結構高かったわけだ。その後、今回の参加者を対象としたくじ引きもあって、僕はフランクリンのチョーク100gが当たった。
明日もCastle Hillで登る予定だし、みんなでお酒でも飲もうということで、今日はキャンプ場に泊まることにする。寝袋も何もないので、一度クライストチャーチまで戻り、またCastle Hillへ向かう。しかし向かう先はどう見ても天気が悪そうで、みんな後悔。そして、やっぱり雨。まあお酒を飲みに来たということで、納得。
The day before competition |
2月13日(金) |
今日こそレスト日、何もせず。明日は「2004 NZ National Bouldering Series」というボルダリングコンペシリーズの第4戦がCastle HillのSpittle Hillにておこなわれる。生岩コンペであるが課題は既存のものなのでローカルが圧倒的に有利。各大会では課題の難度に応じてポイント(VE = 1,・・・, V4 = 21, V5 = 34, V6 = 55,・・・, V10 = 377, V11 = 610。ちなみにフィボナッチ数)が与えられ、登った課題のうち難しい8課題のトータルポイントで順位が決まる。1位100ポイント、2位99ポイント、3位98ポイント・・・がシリーズポイントとして与えられ、全4戦のうち良い結果3戦のポイントで総合優勝者が決まる(NBS 2004 Rules)。つまりとりあえず3戦出場しないと上位進出は不可能(現時点で3戦出場しているのは7人、2戦出場は10人)。今まで3戦出場してきたボルダラーズは、なかなかいい位置につけている。たっくんが4位、じゅんくんが6位、まーくんが7位。Maxはまだ2戦出場なので12位(NBS 2004 Results)。しかし、Castle Hillが一番出場者が多そうなので、高ポイント獲得は難しそう。まだ2戦しか出場していない強いクライマーにどれだけぬかれずにすむか。ガンバ!
僕もとりあえず楽しみに行ってきます。
THE CAVE 4 |
2月12日(木) |
昨日今日と連続で登っているので今日はレスト日。でもまたThe Caveへ。Max・まーくんが午前中から先に登っている。3時半過ぎ、着いてみるとすでにまーくんは「Straight No Chaser」(25)をRPしていた。曰く、「Kenさんの最高グレードと一緒っすね」。Maxも「Straight No Chaser」の真ん中のレストから、右にぬけるルート「Ice Man」(26)を2撃したらしい。そのMaxは「Super Glue」(26)にトライし、やたら簡単そうに2撃。さすが強い。それを見て僕もちょっとさわってみたくなり、一回だけトライ。やっぱり難しくてまだまだ駄目。ムーブが悪いし、良いレストもない。MaxもTaichiくんも「Urge」(26)より簡単と言っていたけど、僕にはぜんぜん難しく感じる。
昼、The Caveに行く前、リソールに出していたモカシムをやっと回収した。本当は先週の木曜に出来上がっていたはずなのだが、さすがKiwi、取りに行ってみたらまだ手をつけていなかった。月曜にまたいってみたらやっと手をつけ始めたところで、やっぱり水曜日と言われ、結局今日回収した。問題の仕上がりは見たところよさそう。形も崩れてないし、つま先の穴もきれいに直してある。頼んだときは$65といっていたような気がしたが、$55だった。
THE CAVE 3 |
2月11日(水) |
今日もThe Caveへ。Max・まーくん・たっくん・じゅんくんと、途中から学校帰りのTaichiくん。昨日登れなかった「Straight No Chaser」(25)はMaxが中継ホールドを発見してくれたおかげで、足ブラにならずにすみ、ちょっと余裕をもってRP。Maxは2撃、たっくんもRP。次は二つ星の26、「Urge」にトライ。これも難しい箇所が上下に二つあり、やっぱり真ん中にレストがある。うまくレストできたおかげか、2撃に成功。NZ初の26、今日は大満足な一日。
バイトがあったので先にあがったが、僕が帰った後にMaxとTaichiくんも「Urge」をRP、じゅんくんも「Straight No Chaser」をRPしたらしい。
THE CAVE 2 |
2月10日(火) |
午前中パートタイムで語学学校の後、まーくん・Taichiくん・たっくん・じゅんくんとThe Caveへ。Cityからすぐなので非常に楽である。Castle Hillも一時間半なので遠くはないんだけど。今日は唯一の25、「Straight No Chaser」にトライ。難しい箇所が上下に二つあるが、真ん中にレストがある。2回目でいけそうな感じがしたので何回かトライしたけど結局できなかった。夜はバイトがあるので一人で先にあがる。The Caveの入り口からタイ料理屋さんまでは1km程度なので直接行く。
夜、オークランドからMaxがやって来るのでまーくん・たっくん・じゅんくんと空港へ迎えに行く。Max はあいかわらず一人でとばしてる。
THE CAVE 1 |
2月8日(日) |
山口県からクライミング兼旅行にやってきた原さんとTaichiくんと、3人でThe Caveへ登りに行く。The CaveはPort Hillsに点在する岩場のうちのひとつ、Cityから車で15分と徒歩15分。岩は火山性で超どっかぶり。今日も一時雨が降ったが、かぶってるのでほとんど関係ない。やさしいルートは存在せず、25から32のルートがずらっと並ぶ。原さんは失礼ながら見た目普通のおじさん、しかし上着を脱いだ瞬間、この人はとても登れる人だと、僕は悟らざるをえませんでした。話を聞けば一昨年の国体で優勝したらしい。やっぱりすごい人なのね。
その原さんはいきなり「Kaiser Soze」にトライ。トポでは29だが、初登時にあった人工グルーホールドが最近破壊されたらしく、おそらくグレードは30+。僕とTaichiくんは一番端っこの、この岩場では比較的易しいルート、「Super Glue」(26)にトライ。名前の通り、ところどころグルーで固められたきたないホールドが。Taichiくんは今日の2回目のトライでRP。一応初の26らしい。絶対もっと登れるって!そのとなりで、女性ローカルクライマーがスイスイと登っていた三ツ星ルート、「Gorilla Grip」(27)がとってもおもしろそうなので、皆でトライして見ることに。はじめ原さんが登り、フラッシュはできなかったもののやっぱりスイスイと登る。次はTaichiくん。簡単?とんでもない。ローカルクライマーも原さんもすごい。僕は当然各駅停車だったけど、ホールドは結構大きくて、とってもおもしろいルートだった。また次回。
原さんはThe Caveを絶賛していた。ひとつケイブがあるだけででっかいエリアというわけではないが、そのケイブの内容ががすばらしいらしい。僕はいまひとつピンとこない。内容が180度違うから比較しても意味ないけど、Castle Hillのほうが好きかな?登るのには関係ないけど、岩がきれいでない、ロケーションがよくない。最近ルートよりボルダーが楽しくなってきているせいもある。でもとりあえずこれだけかぶった岩はなかなかないと思われるので、ここで登ってればかなり強くなるだろう。持久力必須。
CASTLE HILL 10 |
2月6日(金) |
今日はWaitangi DayでNew Zealandは祝日。でもThe Queen's English Language Schoolはありがたいことに任意出席での授業があった(といっても映画を見ただけ)。週単位で授業料を払っていると、祝日で学校が休みだったりすると非常にもったいないこととなるので、語学学校はその分のお金を返すか、授業をするべきだと思う。
学校の後はCASTLE HILLへ。今日はやっと青空の見えるCASTLE HILLらしい天気。しかし昨日登って疲れているのかV4がなかなか登れない。6時ごろになって、名古屋から旅行できている、日本人のクライマー夫婦に会い一緒に登った。クライミングだけではなくてアウトドア全般が好きらしい。その後また一人になって、なんとかV4を二つ登った。ひとつは結構なハイボルで、スポッターもいないのでかなり怖かった。高さのある課題は怖いけどその分ムーブはやさしいと思う。最後に「Tricky」にトライしてみたら、かなり疲れているにもかかわらず大きな進歩が!左足をちっちゃいスタンスにキープするところはできて、右足を次のスタンスにあげた。でも次のフラッギングしながらスロットをとる一手は思っていたより悪くて、全然手が出なかった。結局9時まで登って、今日は本当に疲れた。
CASTLE HILL 9 |
2月5日(木) |
学校の後、そのままCastle Hillへ。峠は雨が降っていたけど、Castle Hillは降っていない。地面は濡れているけど岩は大丈夫。今日はSpittle Hillで遊ぶ。以前おしくもできなかったV4が今日は一撃でできたり、スタートできなかったV5が登れたり、それなりに成長しているらしい。帰り際、久しぶりに「Tricky」(V6)にさわってみたけど、やっぱり足をマイクロスタンスにキープしながら、振られに耐えるところが全然できない。すぐ足が離れるのは僕の弱点だ。身体張力と足の指先の力を鍛えねば。夜はバイトがあるので、4時前には終了して戻りだす。車2時間半、クライミング2時間半。一人なのでガソリン代も結構かかってるし、効率悪い。
今日か昨日か、銀行振り込みでNew Zealand発の給料を頂いた。長い時間働いているわけではないので、たいした額ではないがフラット代ぐらいにはなる。
CASTLE HILL → YMCA |
2月2日(月) |
今日からパートタイムで語学学校に行くことにした。New BrightenにあるThe Queen's English Language Schoolというところ。小さい学校で、クラスは今はたぶん二つしかない。今日は午後のクラスに入ってみた。日本人ばっかし。ちょっとレベルが合わなかったので、明日は午前のクラスへ行くことに。
週末は天気が悪くて、Castle Hillに行くつもりが行けなかったので、今日こそはと学校が終わってから岩へ向かう。クライストチャーチの天気はとてもよい。しかし、Castle Hillはちょっとした山間にあるのだが、最後の町を過ぎたあたりから雨が降り出す。一応岩場の入り口まで行って見たがやっぱり雨。あきらめて引き返し、山間を過ぎて平地をしばらく走ると天気は回復、チャーチの町も雨の降った様子はなかった。往復三時間、時間とガソリンの無駄。欲求不満解消のためYMCAへ登りに行く。ワンゲル出身の、日本人チャリ旅行者にたまたま会った。夜にはチャーチもやっぱり雨。最近天気悪いよ〜。