*語学学校

一年間で英語は話せるようになるのか?

無理だ、と僕は思いますが、それは僕の言い訳であり、上手になる人ももちろんいるでしょう。とにかく積極的にしゃべる人がうまくなるのは確実です。

最初のホームステイのホストマザーはタイ人の女性だったのですが、彼女は僕から見れば不自由なく英語でコミュニケーションをとっているのですが、よく聞くと文法はめちゃめちゃ。一度語学学校の宿題を一緒にやったことがあるのですが、文法は全然僕のほうが知っていました。それで話すことに必要なのは、文法の知識なんかじゃないのだとあらためて思いました(もちろん文法の知識も絶対必要なのですが・・・)。

語学学校

多くのワーホリメーカーがはじめの数ヶ月語学学校に通うようです。現地の生活に慣れたり、友人を作るという意味でも有効であるようです。大きい都市には語学学校がたくさんあります。大学やポリテクニックの付属の語学学校や、大規模な私立の語学学校からとてもプライベートな学校まで規模もさまざまです。ある程度の学校であれば日本語を話せるカウンセラーが大抵います。授業料は決して安くはありません。フルタイム週20〜25時間だと週NZ$300以上します。

申し込み

ワーホリまたはビジタービザであれば申し込みはとっても簡単です。学生ビザの場合は多少面倒なようですが、作者は経験してないので知りません。

日本から

直接語学学校にE-mailなどでコンタクトをとり申し込むことももちろん可能ですが、最近は語学学校の申し込みを無料で代行してくれる業者がたくさんあるので、それらから申し込むと簡単です。インターネットで検索すればすぐに見つかります。これらの業者を通すと入学金が免除になったりといった特典がつくこともあります。これらの業者は語学学校のほうから紹介料としてお金をもらっており、だから手数料が無料なわけです。作者は日本出発前に、フロムニュージーランドさんに語学学校の申し込み手続きを依頼しました。 Edenz Collegesにとりあえず1ヶ月。

現地で

現地でEast Windなどの日本人向け情報センターに行けば、語学学校の情報はたくさんあるので、そこに申し込み手続き代行を依頼するなり、直接連絡を取るなりすればよいでしょう。また日本語情報誌等にもたくさん広告がでています。どこの学校も大抵無料トライアルをやっているので、一度授業を受けてみるのがよいでしょう。いろんな学校にトライアルばっかりいってる人もいました。

日本から申し込むか、NZに来てから申し込むか

語学学校の良し悪しを日本で判断するのは非常に困難なので、日本から申し込むにしても、あまり長い期間申し込むのはやめたほうがよいと思います。語学学校を通してホームステイを斡旋しているところが多いので、NZに到着してすぐにホームステイを確保したいというのであれば、日本から申し込むことをおすすめします。はじめはバックパッカーズ等に泊まりながら、トライアルでいろいろな学校をまわり、自分にあった学校を探すほうがおすすめな気がします。また現地の日本語情報誌等には、期間限定授業料割引の広告(詳しく調べたわけではないがとっても安そうだった、フルタイム$180とか)が出ていたりするので、それも現地に来て探すメリットだと思います。

語学学校選びの基準

学校の規模

ある程度規模が大きくないと、レベル分けがしっかりされないです。小さい学校のほうがアットホームで面倒はいいのでしょうが、小さい学校は日本人が多いような気がします。

国籍バランス

重要だと思います。やはり日本人が多いと日本語をしゃべってしまいます。

価格

格安の学校は規模がとても小さく、自宅でやっている塾のような感じです。価格の安い学校には日本人が多く集まっているような気がします。

作者の場合

Edenz Colleges

AucklandはNewmarketにある中規模の語学学校で、フルタイムの授業料は週$340。日本から一ヶ月申し込み、途中からパートタイムにして結局2ヶ月半通いました。日本で調べたときは日本人が少なそう、という話でしたが実際はけっこう多く、しかも同じクラスに集まっていました。中国人は別の大学進学コースにいたため少なく、カンボジア・ロシア・韓国・ペルーなど国籍のバラエティーは豊富でよかったです。授業はフルタイムで1時間半が3クラスあり、それぞれ先生が異なるので、かなりいまいちな先生もいるものの、バラエティがあってよかったです。

日本人は文法が得意なため、上のほう(一番上ではない)のクラスに集まってしまいがちですが、文法はさほどできない他の国のクラスメートと比べると圧倒的にしゃべれませんでした。クラスメートが日本人でないと当たり前ですが英語を話さなければならないのでとてもよいと思います。

The Queen's English Language School

ChristchurchはNew Brightenにある、語学学校というよりかは塾という感じの、とても小さな学校。パートタイム(週10時間)の授業料が週$80で、1ヶ月ちょっと通いました。価格が安い学校には日本人が集まるらしく、またオーナー兼先生がたいそうな親日家であったため、ほとんどの生徒が日本人で、韓国人が少しだけいました。

小さな学校だけに面倒見はよく、とてもアットホームな雰囲気でした。授業は発音に重点を置いているということでしたが、僕はそうはあまり感じませんでした。先生はとてもいい人で、授業も悪くはないのですが、小さい学校ということで毎回同じ先生からの授業となり、どうしても飽きてしまいます。またクラス数が少ないためレベル分けが大雑把で、クラス内にかなりの差がありました。日本語は学校内では禁止のはずですが、どうしても日本人だけになると日本語での会話になってしまいました。

僕も英語はあいかわらず超下手なのでえらそうなことはいえないのですが、日本人は他の国の人と比べると英語が下手です。もちろんとてもうまい人もいるでしょう。でも平均的にみて文法は知っていても会話が下手で、日本人の多いところはどうしてもレベルが低くなってしまう。そして、どうしても日本語で会話することが多くなってしまう。なので、僕は、僕はですが、小規模な学校より規模が大きく国籍が豊かで、レベル分けのきちんとされていて、先生も豊富な学校なほうがいいと思いました。

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