*日本での準備

資金

もちろん現地で何をするかにもよるのだが、だいたい航空券等を含めて100万円前後を用意するワーホリメーカーが多いようです。ニュージーランドの場合はビザの申請に預金残高証明書は必要ありません。作者は約10ヶ月の親元でのバイトで約140万円を用意しました(はずなのですが、出発するときには100万円をかなり下回っていました)。

パスポート

作者は持ってなかったのでつくりました。申請方法は各都道府県の旅券課に確認を。

ワーキングホリデービザ

申請方法については在日ニュージーランド大使館のサイトに詳しい案内があります。おそらくワーキングホリデーを実施している国の中でニュージーランドが一番簡単にビザを発給してくれると思われます。代理人申請は不可で、作者はニュージーランド大使館(東京・代々木)に行き窓口で直接申請しました。郵送での申し込みも可能。申請用紙は特に必要なく、パスポートとそのコピー、日本の連絡先を記載したA4の用紙、郵送での受け取りを希望する場合は返信用封筒が必要です。申請料は無料。2週間後、郵送で受け取りました。

航空券

ニュージーランドの場合は入国の際、ニュージーランド出国の航空券の掲示が求められるので往復航空券が必要です。航空券にはFIX(帰国日を指定)とOPEN(帰国日の変更が可能)があります。直行便と経由便があり、直行便のほうが時間のロスもなく楽チンですが、経由便であれば寄航国を旅行することも可能です。1年OPENチケットはだいたい10万から16万円。大韓航空が圧倒的に安いようです。作者はHISにてマレーシア航空のクアラ・ルンプール経由オークランド行き1年OPENチケットを手配しました。142000円+空港使用料等。出発日は2003年9月15日。クアラルンプールで3泊してオークランド着は19日の午前。

海外旅行傷害保険

ケガをしたり病気になったりした場合、現地の医療費はとても高いのでリスクを避けるために旅行傷害保険に加入するのが一般的のようです。
AIUが最大手ですが、ニュージーランド・オーストラリア方面に行く場合は現地の保険会社ユニケア保険が日本のものよりもかなり安いようです。だだし、実際何かあったときはすべて英語でこなす必要があります。作者はユニケア保険の「プレミア2」を申し込みました。 >> ユニケア保険日本語パンフ
ちなみにクライミングは普通の保険では保障の対象外です。作者は日本勤労者山岳連盟に加盟している山岳会に所属しているので「労山遭難対策基金」で対応したつもりです。

語学学校

多くのワーホリメーカーがはじめは語学学校に通います。現地の生活に慣れたり友人を作るという意味でも有効なようです。最近は語学学校の申し込みを無料で代行してくれる業者がたくさんあるので、それらから申し込むと簡単です。これらの業者は語学学校のほうから紹介料としてお金をもらっているようです。作者は日本でフロムニュージーランドさんに語学学校の申し込み手続きを依頼しました。 Edenz Collegesにとりあえず1ヶ月。

ホームステイ

到着当初は語学学校とともにホームステイを利用するのは一般的なパターンのようです。語学学校がホームステイも斡旋してくれるので、語学学校とともにとりあえず1ヶ月申し込みました。

日本から学校など特に決めずに、いきなり現地でバックバッカーズなどに泊まり、探すというのももうひとつの方法です。思い返せばそのほうがおもしろかっただろうなという気がします。

その他用意したほうがよいもの

クレジットカード
現地はカード社会であり、また身分証明にもなるのでぜひ持っていったほうがよいという話です。作者は大学生協でつくったカードが渡航中(本来学生期間が終了するはずの2004年3月)に期限切れとなるので更新しましたカード会社に電話一本でOK。5日で届きました。
国際学生証 >> 画像
大学生協にてつくれます。必要なものは学生証のコピー(または在学証明書)と写真と1430円。作者の場合は受け取りは翌営業日でした。郵送での申し込みも可能のようです。有効期限は一年間ではなく、翌年の3月まで(作者の場合は2004年3月)です。
国際運転免許証 >> 画像
近くの運転免許センターに行き、つくりました。必要なものはパスポートと免許証と写真と2650円。ほとんど待つことなくすぐもらえました。カードではなく、冊子状のはがきくらいの大きさの厚みのある紙。有効期限は一年間。もし渡航中に日本の運転免許の有効期限がきれるという場合は、あらかじめ免許を更新することができるそうです。
国際ユースホステル会員証
日本でつくることも可能ですが、現地のユースホステルでその場でつくることができ、そのほうが安いという話なので、必要になったらつくることにしました。YHAカードは映画が割引になったりと、いろいろとお得なことがあるようです。YHAに泊まらなくてもバッパーはいくらでもあるし、僕は結局つくりませんでした。

歯の治療

歯の治療は保険がきかないので早めに治療したほうがよいようです。作者は虫歯になりにくい歯なので虫歯はなかったけど一応点検・清掃してもらいました。

お金の持ち込み・送金の方法について

日本国内でNZDを買うより、NZでNZDを買ったほうがレート的にかなりお得です。現地で日本円を両替してくれないところはないので、あらかじめNZDを用意する必要はありません。

しかし日本円の現金を大量にNZに持ち込むのは、危険であるしレート的にも損です。円建てのトラベラーズチェックは安全度は高いし、現金よりレートが1〜2円よいのでおすすめです。

または現地で口座を開いて、その口座に送金してもらうという手もあります。電信送金レート(T/Cより1〜2円よい)が適応されるため、現地で現金もしくはT/Cから両替するよりもお得です。しかし海外送金には数千円の手数料がかかります。手数料が高いため何度も送金するという訳にはいかないので、レートのよいときにまとめて送金するということになるでしょう。円建てのT/Cならレートを見ながら小出しに両替できます。

作者はとりあえず円建てのトラベラーズチェックを125000円持っていき、残りはNZで開いた口座に送金してもらいました。

あとは、これはワーホリの終盤に気がついたのですが、クレジットカードのレートが実はかなり(一番?)お得です。現地ではクレジットカードが使えない場所はあんまりないので、できるだけカードで買い物をし、日本の銀行口座から引き落としとするのもよいかもしれません。

日本の銀行は最近はインターネットバンキングが可能なので、あらかじめ手続きをして、ネットで残高確認、振り込み等できる体制にしておくとよいでしょう。

総合的に考えてみると、ある程度の額のT/Cを持ち込んで、基本的にクレジットカードで買い物をするのがよいかと思います。

レート・送金・銀行口座について

持っていった物

ザック モンベルの80リットルザック。
デイパック 25リットルのデイパック。じつはFiveTen。
パスポート等 パスポート・航空券・クレジットカード・国際学生証・国際運転免許証・日本の運転免許証。
トラベラーズチェック 125000円分の円建てトラベラーズチェック。
パソコン B5よりちょっと大きいノートパソコン(Fujitu FMV-BIBLO-MG13DP)。マウス・リカバリCD・電源プラグ変換アダプター・モジュラージャック変換アダプター。
デジカメ MINOLTA DiMAGE F100。単三ニッケル水素充電池+ネクセル放充電器。
衣類 あまり持っていかず。クライミングもできるもの中心に。寒いかと思いスキーウェアの上をジャケットとしてもっていたが9月のオークランドはすでにかなり暖かかったです。
両親から渡されたいろいろな漢方など。
電子辞書 これは必需品。マレーシアでなくなってしまったので、親にお願いし再度購入して郵送してもらいました。
英語の参考書 高校のとき使ってた文法の参考書とイディオムの参考書。
コンタクトレンズ 僕は基本的には眼鏡ですが、運動するときはたまにコンタクト。一日使い捨てタイプ2ヶ月分くらい。
クライミング用具 送ってもらおうか迷ったが結局全部持っていきました。シューズ2足・チョークバック・ハーネス・ロープ・ヌンチャク。
カッパ ノースフェイスのGORE-TEXカッパ。
シュラフ(寝袋) 羽毛ライトウインターモデル。
マット サーマレスト。
ユニクロの折り畳み傘。気に入っていたのにすぐ壊れました。

持ってくることをおすすめする物

ナイロンの垢すりタオル NZには存在しません。
コーヒードリッパー あるのかもしれませんが、僕は見つけられませんでした。ペーパーフィルターはあります。
電子辞書 絶対あったほうがよいです。
アウトドア用品 全部高いし、日本のほうが種類が豊富です。

経過

2002年10月 大学院を休学。
パスポートを申請。
11月 実家でバイトを開始。
2003年1月 TOEICを受けてみる。620点。
3月 パスポートをようやく受け取る。
5月 行き先をニュージーランドに決定。時期も9月に決定。
6月 ニュージーランド大使館へ行きビザを申請。後日郵送でビザを受け取る。
8月15日 バイトを終了。
航空券を手配する。
8月29日 クレジットカード更新を申請。
語学学校の申し込み代行を依頼。
9月2日 国際学生証をGET。
9月5日 国際運転免許証をGET。
9月8日 歯医者へ行く。
9月9日 保険の申し込みをする。
語学学校と保険の代金をまとめて送金する。
9月12日 トラベラーズチェックを購入。
9月15日 出発。
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